子育て情報『娘3人とUターン!東京から人口2850人の町へ移住を決めた理由』

娘3人とUターン!東京から人口2850人の町へ移住を決めた理由

2018年3月27日 12:29
 

夫の海外での単身赴任の生活が4年目に突入した我が家。これまで住んでいた東京から、娘3人と私の実家のある山口県の小さな町にUターンすることに決めました。
田舎暮らしに憧れて?流行っているから?いいえ、いろいろな理由が重なったのです。人生のターニングポイントは、こういう偶然が重なって進んでいくものなのかもしれません。

目次

・最大の理由は母親の闘病
・ワンオペ育児の限界も…
・田舎育ちの私が感じた、子どもが育つ環境の違い
・帰る気が全くなかったのに…タイミングがきた
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最大の理由は母親の闘病

一番大きかったのは、母の病気でした。Uターンを決めた2017年秋。その約1年前に母は体調不良から病院を受診。すぐにガンが見つかります。「冷静に聞いてね…」と電話してきた母の声は、とてもしっかりしたものでした。電話を切った後にかなり動揺した私、そのとき初めて、親と一緒に過ごせる時間が有限であることを意識します。
幸い、半年の治療後に、体に2カ所あった大きなしこりが消えていました。「残りの人生を楽しみながら、笑って生きたい!」と、前向きに生きることを決心した母。
その年の夏休みの帰省では、大笑いする母の声、うれしそうな父の表情、また娘たちが私の両親に甘える姿が、これまでとは違って見えました。
実家が自営業なので、いざという時に娘の私がサポートできることはもちろんですが、両親には孫たちと一緒に過ごした思い出を、娘たちには祖父母との記憶を残してあげたいという思いが強くなっていきました。

ワンオペ育児の限界も…

夫が単身赴任になる=マンパワーが減少するということは、単身赴任が決まったときから分かっていたことです。しかし実際にやってみると、ワンオペ育児はかなりハード。特に最初の年は、小学2年生と幼稚園の年長、保育園の2歳児。3人が通う場所がバラバラで、離れた場所にある幼、保の送迎だけでもグッタリ。習い事がある日は午後もあっちへこっちへと自転車で走り続け、週末は食事の準備も含め完全に子どもに付き合う日々。

私はフリーランスで仕事をしているので、家での作業も多くあります。子どもをそっちのけで仕事をしたり、また違う日には子どものことに追われて仕事ができない日も…。バランスがとれないときは、気持ちがモヤモヤ。

そのうちこのルーティンにも慣れてくるのですが、3年目に突入したころから、違う意味でワンオペの限界を感じ始めます。子どもたちへの精神的なサポートです。反抗期に突入した小学校高学年女子への対応は少しずつ難しくなり、また日々行われる姉妹の言い合いやケンカ、これも女である私が冷静に聞いておられず、仕事に追われている日はイライラが爆発ということも。彼女たちの相手は私1人では限界、「この日常に私以外の大人がいてくれたらなぁ…」と思うように。
冷静に考えても、娘たちには「逃げ場」が必要、私には「話を聞いてくれる身近な大人の存在」が必要でした。

田舎育ちの私が感じた、子どもが育つ環境の違い

「田舎育ちの私が東京で子育て…。できないかも…」
東京に戻る前の生活が、ゆったり大らかなオーストラリアだったこともあり、最初は東京の人の多さやスピード感、また情報量の多さに戸惑いながらの育児。これには徐々に慣れて順応していくのですが、長女が小学校に入ると、今度は自分が育った環境と、娘が育つ環境との違いを感じ始めます。

教室やグラウンドの空間に対しての生徒数の多さ、立ち見で入れ替え制の運動会。マラソン大会は娘の学校では開催されず、5年間1度も長い距離を走ることがないことにも違和感。
時代と地域性であることは理解できますが、勉強以外に大切なことや、子ども時代だからこその経験が不足しているのでは…と思うように。
チャンスがあれば子どもたちに、今と違う世界も見てほしい、体感してほしいという思いも、私の中にあったのは確かです。
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帰る気が全くなかったのに…タイミングがきた

これら以外に小学校の建て替えや社宅の建て替え、さまざまな要因が重なったことでUターンを決意。ずっと帰る気がなかったのに、なぜか「タイミングがきた!」と感じたのが不思議です。

年明けから人口2850人の小さな町で生活を始めた私たち。小学生の長女と次女は全校生徒65人の小学校にあっという間に馴染み、また保育園に通う三女は「毎日楽しいー!」と、新しい友だちとの生活を楽しんでいます。コンビニが1軒もない、スーパーもないので不便でないと言ったらウソになりますけどね。でも、なければないで何とかなるものです。

最後に、現在単身赴任中の夫との関係ですが、夫婦関係の悪化での引越しではありませんし、夫との家族生活を忘れたわけでもありません。
この数年の単身赴任の経験から、「あまり先を考えても仕方ないから、今、私たちにベストな選択をしよう。夫に合わせられるときがくればまたそのときに動けばいい」という考えに至りました。
娘たちの表情を見る限り、Uターンして良かったと思っています。これからどんな経験をして、どんなことを感じるのでしょうか。新しい生活はまだ始まったばかりです。
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