もっと速く走れるようになる!スポーツトレーナーに聞いた3つのこと
走り込みも大切!体力をつける
腕ふりやもも上げなどのトレーニングも必要ですが、走り込むことも大切です。追いかけっこやジョギングなども効果的。「この子が集中して走れる距離はどのくらいだろう?」 と考えながらムリがない距離を設定しましょう。
パパやママと競争するときは、実力にあわせてハンデをつけ、大人も全力で走りましょう。そこで、勝ったら自信がつくし、負けてもパパやママみたいに走りたいと思ってもらえます。
「もっと腕ふりを頑張る」「最初のダッシュに集中する」など勝つためにはどうすればいいか、一緒に作戦を練ってみましょう。
集中力・やる気がないときはどうすればいい?
年齢が低い子や練習がキライな子は、なかなか集中力が続きません。一度にたくさん練習するよりも、少ない時間でも継続することが大切です。子どもが楽しめる方法、やる気が出る声がけをしながら練習しましょう。
<例>
・「3本だけ」など、回数を決めて見通しを立てる
・ダラダラ続けるより、その子が集中できる時間内で終わらせる
・タイムを縮めることにやりがいを感じるならタイムを計る
・興味があるものに話につなげてモチベーションを上げる
・シートを敷いてうつ伏せになり、「よーい、どん」でペットボトルを取りに行くなどゲーム性を持たせる
走るフォームは人それぞれ!結果ではなく頑張ったことをほめてあげて
大人がやりがちなのは、あれこれ細かくフォームを指導すること。一度にたくさん言われると、子どもは「できない!」になってしまいます。早い人でもフォームは人それぞれ。走り方の個性を生かして、伸ばしていきたいですね。
運動会では、緊張して練習の成果を発揮できないこともあります。
「かっこよく走れたね! 」「ちゃんと腕がふれてたね!」など、それまでの練習で頑張ったことをほめて次につなげたいですね。
取材協力:フリースポーツインストラクター瀬戸綾子
<文・写真:ライター三浦綾子>
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