働くママ友にモヤモヤ…専業主婦が働きはじめるファーストステップは
10月1日から幼児教育と保育の無償化がスタートしました。私は2人の子どもが幼稚園年長・年少の時、保育料が家計を圧迫するほどの負担を感じていました。当時専業主婦だった私は働くことを考えたものの、どんな仕事をしたいのか自分を見つめる時間もなかったように思います。
現在は、「今自分にできること」を中心に、不定期でできる仕事を担っていますが、フルタイムで働くママ友が輝いて見え、もやもやしてしまうことも。
そんな思いを一掃するため、ご本人も3人の子育て真っ最中のキャリアコンサルタント・新井香奈さんに、「自分らしい働き方」を見つけるためのアクションを聞きました。
選択肢は自分が考えているよりも多い!
「労働条件など、自分の希望を言うとワガママと思われがちだったひと昔前。社会の変化、会社の体制変化に伴って働き方は多様化しています。“正社員として”“大手企業で”働くという枠にとらわれなければ、選択肢は自分が考えているよりも多いということをまず知りましょう」と新井さん。
あんふぁん世代のママは、子どもが幼稚園児~小学校低学年という人がほとんど。仕事を始めたり、復帰することで、子どもに寂しい思いをさせてしまうのでは?と不安や罪悪感をもつ人も多いと思います。
「その気持ちはごく普通のこと。物理的、精神的にも出産前と同じようには働けないということを前提に、自分にできる社会貢献=価値(仕事)を考えることが第一歩です!」と新井さん。
好きなことが仕事になる時代!あなたの好きなことは?
企業に雇われるか、自分で何かを始めるのかの違いだけで、好きなことは仕事に繋がります。
直接的な場合だけでなく、発想の転換で間接的に繋がってくこともできるとのこと。
例えば、「レジでの会計」を仕事として選んだとします。その環境の中で、自分の好きなことに携わる方法を考えていくと、食品・雑貨・本など、何を扱うのか選択することにより、チャンスが訪れます。
ここで、自分は何が好きなのか、浮かばないという人もいるかもしれません。新井さんは、「幼少期(10歳ころまで)の記憶をたどってみてください。親に言われたからではなく、自分で選択できる事柄において、どんなことが好きだったか、嫌いだったかを思い出してみると、快or不快の両方が思い起こされると思います」と話します。・こんな雰囲気が好きだったな
・こういうことはイヤだったな
抽象的な表現ですが、自分の「核」