子育て情報『子ども同士で活気が生まれる!小学校の『学び合い』って何?』

2020年1月31日 17:30

子ども同士で活気が生まれる!小学校の『学び合い』って何?

担任の先生いわく、この『学び合い』を始めてからわずか2週間ほどで、クラスにさまざまな変化が見えてきたそうです。

・子どもたちのやる気が変わる!
子どもたちは「誰かに教えたい」という意欲が強く、次の日の単元の予習をしてくるようになったとのことです。中には「友だちと一緒に課題を達成したい」という思いから、その友だち専用のわかりやすい説明を考えてくる子も。
・子どもたちの人間関係が変わる!
『学び合い』ではクラス全員で課題を達成することを目指すので、クラスの結束が強くなります。子ども同士のトラブルがあっても、自分たちで解決できるようになったとのこと。
・子どもたちの成績が変わる!
当初は算数のみ取り入れられていた『学び合い』ですが、その算数のテストの平均点がぐっとあがったとのこと。わからないままに先生の説明を聞くよりも、わかるまで友だちに聞くほうがずっと効率的なようです。

もちろん、『学び合い』にはプラス面だけではなく、「先に終わった子がつい遊んでしまう」「特定の子には教えに行かない」など、学校やクラスの雰囲気によっては課題となる部分もあるそうです。

しかし、息子のクラスではそのようなことがなく、『学び合い』が好きな子どもたちだったので、その効果がでるのも早かったのではとのことでした。

『学び合い』で、息子にも変化が

今まで与えられた宿題をこなすことだけで精一杯だった息子は、『学び合い』が始まってから、予習をするようになりました。
予習をしていけば、クラスの友だちにすぐに教えられるからとのこと。
教えたり、教えられたりをする中で、今まで話したことがなかった子とも話すようになり、帰ってくると学校での出来事を楽しそうに話してくれます。


二分の一成人式で保護者参加型『学び合い』を体験

算数からスタートした『学び合い』は、現在、国語、社会、理科、そして、英語と体育にも取り入れられています。

先日行われた二分の一成人式にも保護者参加型の『学び合い』が取り入れられました。
子どもたちの将来の夢を聞いて保護者が質問をしたり、「10億円あったら世の中のためにどうやって使う?」というテーマで子どもと大人がグループで輪になり、「えんたくん」と呼ばれる丸い形のダンボールをひざの上にのせ、そこへアイデアを書き込みながら話し合ったり。今まで私が抱いていた「子どものスピーチに親が涙する二分の一成人式」

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