意外とできてない!正しい鉛筆の持ち方はOKサインで
今年の春から、いよいよ小学生になる6歳の長男。これから学習する中で、文字を書くことが増えていきます。
ひらがなやカタカナを書くことはすでにマスターしているのですが、鉛筆の持ち方や書くときの姿勢が気になる…。
そこで、正しい鉛筆の持ち方を教えてみたところ、3つのうれしい変化が見られました。
教えるのが難しかったポイントは「鉛筆の角度」
私の場合、息子に教える前に意識しておかなくてはならないことがありました。それはまず、“自分が正しい鉛筆の持ち方をする”ことです。
私は幼少期から10年以上習字を習っており、筆の持ち方に慣れてしまっているため、鉛筆を持つときも、筆を持つようにまっすぐ立ててしまうクセがついています。
息子の前では意識してきちんとした持ち方をしていますが、それ以外のときはいまだに立てて書いてしまいます。
そのクセを直したいのですが、なかなか厳しく…。
クセを直すには時間がかかることを身をもって経験済みなので、息子には今のうちから、正しい鉛筆の持ち方をマスターしてもらいたい!と思い、練習を始めました。
正しい持ち方を教える前は、鉛筆をギュッと握るような持ち方をしていて、背中が丸まった姿勢になり、手元に顔を近づけている状態でした。
一生懸命に集中するあまり、手と身体に力が入りすぎていたのだと思います。
正しい鉛筆の持ち方って?
鉛筆の正しい持ち方を練習する方法は、いくつかありますが、わが家で一番効果的だった方法をご紹介します。
【鉛筆の正しい持ち方の練習方法】
1. 指でOKサインをつくります
2.OKサインの親指を少しずらし、中指、薬指、小指を立て、クジャクの頭のような形にします
3.そこへ、ヘビ(鉛筆)がやってきて、クジャクがパクッ!
4.食べられたヘビ(鉛筆)がくるんと180度回転し、中指、薬指、小指をそっと添えると、正しい鉛筆の持ち方になります
これは、一般的に「クジャク法」と呼ばれる教え方で、幼稚園でも実践されている方法です。ストーリー性があり、子どもが覚えやすいことや、OKサインから始めることから、“OKな鉛筆の持ち方”と連想しやすところがポイント。
正しい鉛筆の持ち方を練習するのにぴったりだと思います。
さらに、手は紙につけて書くこと、人差し指に力を入れすぎないようにすることを気をつけると、より書きやすい持ち方になります。
正しく鉛筆を持てるようになり、あらわれた3つのうれしい変化
「クジャク法」