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ママのイライラ軽減!わが家が導入した「砂時計ルール」

あんふぁん
ママのイライラ軽減!わが家が導入した「砂時計ルール」


「〇〇は、どうなった?」「△△は、もう終わったの?」
親がいろいろと言ったところで、今やっていることに夢中な子どもはまったく聞く耳を持ちませんよね。
わが家でも、当時6歳と3歳の2人の息子との攻防に、毎日疲れ果てていました。
悩んだ私は、ある日、先輩ママから教えてもらった「砂時計ルール」を取り入れてみることに。これが想像以上によい効果を発揮しました。

今回の記事では、子どものやりたいことと親がやってほしいことの折り合いをつけるためにたどり着いた、わが家のタイムリミット制についてお伝えします。

いくら言ってもやらない子ども達に疲れた私が取った作戦


寝る前になってもリビングに転がっているおもちゃ。幼稚園の宿題も進まない。
なぜなら、子ども達はテレビや遊びに夢中だから。

「おもちゃ、片づけないと踏んで危ないよ!」「宿題そろそろやったら?」
何度も声掛けをしたところで、子どもの動きは変わりません。
すると、大声で「早くやりなさい!」と叱ってしまうことに…。そんな日が続いていました。

叱るのは親も体力を使うので、なるべく穏便に済ませたい。どうしたらいいんだろう?
悩んでいた私は、先輩ママに相談してみました。すると、「砂時計が結構使えるよ!」という話を聞いたのです。

砂時計は普段なじみもありませんし、思い返せば子ども達にも見せたことがありませんでした。
「もしかしたら興味を持つかもしれない」と感じ、1つ用意してみることに。

自分でタイムリミットを決めさせたら、あら不思議!


砂時計を初めて見た子ども達は興味津々。
「どうやって使うの?」
「砂が全部落ちたら、だいたい3分くらいだよ。カップラーメンができるくらい。使ってみる?」
「うん!」

砂が落ちるのをじーっとに眺めながら、子ども達は続けます。「で、これってどうやって使うの?」

そこで私は、「この砂時計を使って、“あと何分遊んだら片づける”とか決めるのに使ってみたら?砂がなくなったら片づけ始めるってことね」と提案しました。
「おもしろそう!じゃ、2人で1回ずつひっくり返そう!」ということで、最初は3分×2回(息子1人1回ひっくり返す)でスタートしました。

「砂がなくなったよ!」と声をかけると、慌ててひっくり返しにくる姿がなんともかわいいこと(笑)。
2回分終わったら、「あ、お片づけやらなきゃ」と、覚悟したように取り組み始めました。


実際、砂時計に興味を示したのは1週間程度。3分は短く、そのうちひっくり返すのが面倒になったようです(苦笑)。
そこで、その後はスマートフォンに内蔵されているのタイマーに切り替え、時計を読めるようになってからは、時計を見て制限時間を設定するようにしました。

時間設定には寛大に。自分で決めて自分で実行させよう


ママのイライラ軽減!わが家が導入した「砂時計ルール」


「〇〇やりなさい」といくら言ってもいうことを聞かなかったわが家の息子達ですが、自分で時間を決めさせるようにしたら、意外とすんなり受け入れてくれるようになったのは驚きでした。
「〇分後に△△をやる」というのを子ども自身に決めさせていたこともあり、「自分で言ったから、しょうがない、やるか!」とすんなり対応してくれることが増えていったように感じます。

とはいえ、子どもが大好きなテレビを見ている時などは、「1時間後にやるから!」とだいぶ長い時間を宣言されることもあります。しかし、基本的には、自分で決めた時間設定でやらせるようにしています。
時間に余裕がない日は、なるべく早い時間に声かけをするように私も心がけました。


砂時計そのものを活用した期間は短かったのですが、時間を意識するうえでのきっかけとしては、とても有用だったと感じます。
デザイン性の高いもの、砂の落ちる時間が長いものであれば、もっと長期的に使えたかもしれませんが、わが家は100均のものでも十分でした。

子どもも親もストレスなくいろんな物事を進める方法を探している人は、ぜひ砂時計をきっかけにしたタイムリミット制を取り入れてみてください。

<文・写真:ライターnanahi>

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