これも小1の壁!?持ち物準備や宿題をひとりでできるようにさせるには
よく耳にする「小1の壁」。これは、主に保育園時代には仕事を終わってお迎えに行くまで保育園で面倒をみてくれていたのが、小学校になると、学童での預かり時間は仕事から帰るより早い時間になることで起こる問題を指します。
もちろん、その問題も大きいのですが、今回は、私が実感した、ワーママが小学1年生の子どもと一緒に乗り越えていかないといけない、宿題や学校の準備について考えてみたいと思います。
保育園から小学校へ…できると思っていたことが思ったよりもできない!?
0歳から保育園に通っていた長女。下に妹弟がいることもあり、年中(4歳)になる頃には、帰ってきたら洗濯物や水筒などの洗い物を出し、明日の準備は自分でやるということがほぼできていました。
そのため、てっきり小学校の準備も自分でできるものと思っていました。
しかし、毎日同じものを持っていけばいい保育園と違い、小学校は時間割というものがあります。
時間割を見て、明日必要な科目に応じた教科書と、けんばんハーモニカやうがい用のコップなど、日によって必要なものが変わってくるということが、思った以上に難しいことだったようです。
忘れ物をするという体験も必要だと考えて
私は、小学生になって、何から何まで親が手を貸すというのはよくないと思っていたので、まずは自分でできるようにと、自分で準備することを徹底させました。
忘れ物をしたら自分が困る、先生に注意されるという経験を経て、気をつけるようになると思っていたからです。
でも、わが家の長女の場合は、「自分が困ったから今度から気をつけよう」とは思わなかったようです。
宿題に関しても、自分からはやろうとはしないし、していなかったら明日困るという意識もないようでした。
これは子どもの性格による差が大きいのかもしれません。
宿題をやる一番の近道は「一緒にやろうか」
「自分でやらせる」というのをあまりに徹底しすぎたせいで、忘れ物や宿題をやっていないことが多くなった長女。
でも、子どもにお任せ状態だったので、実は私は忘れ物や宿題ができていないことに気づいていなかったのです。
ある時、先生から連絡帳に忘れ物について書かれていて、子どもに確認して初めて知ったような状態でした。これではいけないと、まず学童の先生に話をして協力をお願いし、宿題は学童でやってくるようにさせました。その上で、帰ってきたら、私が宿題をチェックする時間をとるようにしました。