し、上に、ハガキ大の穴を開けたプラスチックトレイを置きます。できれば丈夫な網目(網戸の網のようなもの)だとうまくいきそうです。
2.洗って切り開いた牛乳パックをバケツなどに3日程度入れてふやかして、透明なシート状のものをはがす
外側だけでなく内側も同様に。はがしたシートは廃棄し、白い部分(パルプ)だけ集めます。
3.パルプを細かくちぎって、水を足し、ミキサーで細かくする
すり鉢を使い、すりこぎですりつぶしてもOK。細かいほどきれいな仕上がりに。画像はミキサーにかけたあとのパルプを少し取り出したもの。
4.紙すきセットのプラスチックトレイにパルプ液を流し込みます。水が出てくるので、バットをそっと傾けて流します。
5.ある程度水が切れて乾いてきたら、ネットからそっと剥がして乾かす
今回は、梅雨明けで天気が良かったのでベランダでバットごと日光にあてて乾かしてみました。
わが家は窓に貼って放置することもありますが、早く乾かしたい場合は半紙などに挟んでアイロンをかけます。
※ハガキに色をつけたい場合は、3の段階で水で溶いた食紅を入れてください
※押し花や刺繍糸などを入れたい場合は、4の過程で入れ、上から再度パルプ液をかけます
※市販の紙すきセットを使う場合は、そのやり方に従ってください
※幼稚園児の場合は、写真のような大き目のクッキー型に流し込んで作るのも◎
牛乳パック紙すきの注意点
・ミキサーを使う場合、パルプを入れすぎるとミキサーが壊れることがあります
・パルプ液を水道に流すと詰まってしまうので、流さないでください
・事前準備でしっかりと牛乳パックをふやかすと、透明なシートがラクにはがせます
・早く乾かすために、アイロンを使用する場合、熱で押し花などが変色することがあるので注意を
・実際のハガキとして郵便に出すときは、重さや破損に注意してください。郵便局へ持参し、測ってもらうと安心です。
ポロポロと崩れそうな場合は、封筒に入れて送りましょう
・刃物やアイロンを使うときは大人がそばにいて、ケガややけどに注意してください
チャレンジしやすい自由研究!
牛乳パックは簡単に用意でき、事前に準備さえしておけば、あとはそれほど時間をかけずに作れるので、夏休みにチャレンジしやすいと思います。
紙すきをした後のまとめも、視点を変えて、テーマを学年別に設定すれば、きょうだいで取り組めるのもいいですね!
<文・写真:ライターeurope>