カブトムシを飼うことになったらぜひ読んで! 餌は何をあげたらいいの?
■野菜のおすすめ
野菜ではトマトやキュウリなども好んで食べますが、水分量が多すぎるため、カブトムシの餌としてはあまり適していません。水分が多すぎるとおしっこの量が増えて、飼育カゴの中が不衛生になりがちです。トウモロコシなどは、野生のカブトムシの食いつきがいいようです。
■バナナが最強! 果物のおすすめ
果物では、バナナまたはリンゴがおすすめ。手軽に入手しやすく、餌としても利用しやすいのが特徴です。とくにバナナは栄養がたっぷりで、水分量もちょうどよく、汁が飛ぶこともないので飼育カゴの中も汚れにくいのでおすすめです。スイカやメロンは水分が多すぎてしまうので不向きです。
■餌になる代用品は?
昆虫ゼリーや野菜、果物以外で、カブトムシの餌として利用できるのは、手作りの樹液。
水1カップと黒砂糖100gを鍋に入れて火にかけ、どろどろになるまで加熱します。ここに焼酎1/2カップと蜂蜜大さじ2を加えたら完成。これを脱脂綿などに湿らせて与えてもOKです。
カブトムシの幼虫の餌
カブトムシのオスとメスを飼育すると、交尾して卵を産みます。孵化したカブトムシの幼虫を育てるときには、どんな餌を用意すればいいでしょうか?
自然の中では、カブトムシは土の中で育ちます。カブトムシが好む樹液が出るクヌギ、コナラなどは、冬になると葉が枯れて落ち、その堆積した落ち葉が虫や微生物の働きで分解され、栄養豊富な「腐葉土」となります。カブトムシの幼虫はこの腐葉土を食べ物として成長していきます。家庭でカブトムシの幼虫を飼育する際は、腐葉土の代わりになる「飼育マット」と呼ばれる土のようなものを準備すれば、これが餌となります。
カブトムシの餌として不向きなものを与えてしまうと、カブトムシが健康に育たなかったり、カゴの中が不衛生になってしまうため注意が必要です。
気になる餌の種類や作り方、あげ方は、HugKumの記事でチェックしてみてくださいね。
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<あんふぁんWeb編集部>