大事なのは食べやすさ!食べるのが遅い子のお弁当作りのコツ
ママたちと幼稚園でのお弁当の話をしていると、「子どもがお弁当をなかなか食べ終わらない」という悩みを聞くことがあります。
「ごはんを食べる」時間なのに食べることに集中できず、さまざまなところに意識がいってしまう子どもにとって、短時間で食べるということはなかなか難しい…。
そんな悩みを解決すべく、子どもが食べやすく、食べる時間を短くするお弁当を作るコツを【ごはん編】と【おかず編】にわけて紹介します。
口に運びやすいおにぎりにする
「食べやすいお弁当」という点では、ごはんはおにぎりにしてあげる方がいいと思います。
おにぎりなら手で持ってパクパクと簡単に食べることができます。
お弁当箱にごはんを詰めたものだと、自分の口に入る量を考え、それを箸、あるいはスプーンで切り分けて取り、口に運ぶという工程が必要です。また、一度に取るご飯の量を極端に少なく取ってしまった場合、口に運ぶ回数もかなり増え、その分時間がかかってしまいます。
ごはんはフンワリでなくギュッと詰める
ただ、毎回おにぎりを作るとなると、ママたちの手間も増えてしまうもの。
お弁当箱にごはんを詰める場合はフンワリとではなく、ギュッと固めるように詰めるよう意識することが大切です。
わが子がお弁当を食べる様子を見ていたのですが、固めに詰めたごはんの方が、箸でも切りやすくつかみやすいようでした。フンワリ詰めたごはんは、箸で食べようとするとポロポロ落ちてしまうのです。
箸でつかみやすくなれば、食べる上でのストレスが少なくなります。
この日のお弁当には、おにぎり・ひとくちカツ・ブロッコリー・プチトマト・大学イモを入れました
ひとくちサイズにしてピックを使用
お弁当に入れるおかずは、「ひとくちサイズ」、「噛みきりやすい」という2点を意識して作るのがおすすめです。
ひとくちサイズでパクッと食べられるものなら、「箸で切る」という一工程が減るので、短時間で食べることができます。
園で使用OKであれば、おかずにピックを刺してあげるとさらに食べやすくなります。
特に遠足などのように外で食べるような場面では、手でつまんで食べられるお弁当が食べやすいと思います。
子どもはなかなか飲み込めずにずっと噛んでいると、途中で食べることがイヤになってしまいます。わが子を見ていると、明らかにまだ量を食べていない場合でも「もうお腹いっぱい」といって食べることを諦めてしまいがち。
よく噛むことも食べるという行為の中で大切なことです。ただ、幼稚園で子どもの食べる意欲を損なわないために、固すぎたり噛むのに時間がかかってしまうようなものはお弁当に入れないほうがいいと思います。
噛むことが必要になるようなものは、家でゆっくり時間をかけて食事ができるときに食べさせましょう。
【噛み切りやすい(食べやすい)おかず例】
・卵焼き
・フライドポテト
・大学イモ
・ミートボール
・ウインナー
【噛みきりにくい(食べにくい)おかず例】
・大きめにカットされた硬めのお肉
(チキンのソテー、鶏胸肉の料理、ポークソテー、チャーシューなど)
※箸やフォークですぐ切れる状態ならOK
お弁当の作り方も大切ですが、「時間内に食べ終わる」ためには、普段の家での食事でも意識を変えることが重要です。
特に夕飯はゆったり食事をとりがちですが、できれば、朝も夜も「〇時までの食べ終わらせようね」とリミットを決め、時間を意識しながら食べる習慣を身につけましょう。
普段から時間を気にしながら食べるようにしていれば、幼稚園でもその習慣がいきてきます。
また、時計を見ながら食べることで、時間の感覚も少しずつ身につき、時計をよむ勉強にもなるので一石二鳥!時間を気にしつつ、食べることに集中できるよう練習していきましょう。
お弁当を食べることに時間がかかりすぎてしまっている子が、少しでも早く食べられたら、お友達と遊ぶ時間や幼稚園で過ごすさまざまな経験の時間が増えて、今まで以上に有意義に過ごせるはず。
特に今年は幼稚園で過ごす時間が極端に少なくなっていますので、少しでもお友達と関わる時間が増えて、たくさんの思い出ができるといいですね。
<文・写真:ライターyukari>
「ごはんを食べる」時間なのに食べることに集中できず、さまざまなところに意識がいってしまう子どもにとって、短時間で食べるということはなかなか難しい…。
そんな悩みを解決すべく、子どもが食べやすく、食べる時間を短くするお弁当を作るコツを【ごはん編】と【おかず編】にわけて紹介します。
食べやすいお弁当【ごはん編】
口に運びやすいおにぎりにする
「食べやすいお弁当」という点では、ごはんはおにぎりにしてあげる方がいいと思います。
おにぎりなら手で持ってパクパクと簡単に食べることができます。
お弁当箱にごはんを詰めたものだと、自分の口に入る量を考え、それを箸、あるいはスプーンで切り分けて取り、口に運ぶという工程が必要です。また、一度に取るご飯の量を極端に少なく取ってしまった場合、口に運ぶ回数もかなり増え、その分時間がかかってしまいます。
ごはんはフンワリでなくギュッと詰める
ただ、毎回おにぎりを作るとなると、ママたちの手間も増えてしまうもの。
お弁当箱にごはんを詰める場合はフンワリとではなく、ギュッと固めるように詰めるよう意識することが大切です。
わが子がお弁当を食べる様子を見ていたのですが、固めに詰めたごはんの方が、箸でも切りやすくつかみやすいようでした。フンワリ詰めたごはんは、箸で食べようとするとポロポロ落ちてしまうのです。
箸でつかみやすくなれば、食べる上でのストレスが少なくなります。
食べやすいお弁当【おかず編】
この日のお弁当には、おにぎり・ひとくちカツ・ブロッコリー・プチトマト・大学イモを入れました
ひとくちサイズにしてピックを使用
お弁当に入れるおかずは、「ひとくちサイズ」、「噛みきりやすい」という2点を意識して作るのがおすすめです。
ひとくちサイズでパクッと食べられるものなら、「箸で切る」という一工程が減るので、短時間で食べることができます。
園で使用OKであれば、おかずにピックを刺してあげるとさらに食べやすくなります。
特に遠足などのように外で食べるような場面では、手でつまんで食べられるお弁当が食べやすいと思います。
噛みきりやすさを意識する
子どもはなかなか飲み込めずにずっと噛んでいると、途中で食べることがイヤになってしまいます。わが子を見ていると、明らかにまだ量を食べていない場合でも「もうお腹いっぱい」といって食べることを諦めてしまいがち。
よく噛むことも食べるという行為の中で大切なことです。ただ、幼稚園で子どもの食べる意欲を損なわないために、固すぎたり噛むのに時間がかかってしまうようなものはお弁当に入れないほうがいいと思います。
噛むことが必要になるようなものは、家でゆっくり時間をかけて食事ができるときに食べさせましょう。
【噛み切りやすい(食べやすい)おかず例】
・卵焼き
・フライドポテト
・大学イモ
・ミートボール
・ウインナー
【噛みきりにくい(食べにくい)おかず例】
・大きめにカットされた硬めのお肉
(チキンのソテー、鶏胸肉の料理、ポークソテー、チャーシューなど)
※箸やフォークですぐ切れる状態ならOK
普段の食事でも時間を意識して
お弁当の作り方も大切ですが、「時間内に食べ終わる」ためには、普段の家での食事でも意識を変えることが重要です。
特に夕飯はゆったり食事をとりがちですが、できれば、朝も夜も「〇時までの食べ終わらせようね」とリミットを決め、時間を意識しながら食べる習慣を身につけましょう。
普段から時間を気にしながら食べるようにしていれば、幼稚園でもその習慣がいきてきます。
また、時計を見ながら食べることで、時間の感覚も少しずつ身につき、時計をよむ勉強にもなるので一石二鳥!時間を気にしつつ、食べることに集中できるよう練習していきましょう。
お弁当を食べることに時間がかかりすぎてしまっている子が、少しでも早く食べられたら、お友達と遊ぶ時間や幼稚園で過ごすさまざまな経験の時間が増えて、今まで以上に有意義に過ごせるはず。
特に今年は幼稚園で過ごす時間が極端に少なくなっていますので、少しでもお友達と関わる時間が増えて、たくさんの思い出ができるといいですね。
<文・写真:ライターyukari>