子育て情報『今すぐ知りたい!  親子のための、学ぶアプリ探検隊 いわさきちひろ 生誕一〇〇年 ~ちひろの目を通して考える「戦争」と「平和」』

今すぐ知りたい!  親子のための、学ぶアプリ探検隊 いわさきちひろ 生誕一〇〇年 ~ちひろの目を通して考える「戦争」と「平和」

と「安曇野ちひろ美術館」において開催されています(2018年3月~2019年1月)。

わたしが「ちひろ美術館・東京」へ取材に行ったときは、インタラクティブアート※の分野で活躍するアートユニットplaplaxといわさきちひろの〈あそぶ〉子どもの作品がコラボレートした〈あそぶplaplax〉展が開催されていました(10月28日まで)。

※インタラクティブアート……参加型・体験型の作品。

plaplaxは、ちひろさんの絵や画材などをモチーフにいろいろな遊びのしかけを施しています。

今すぐ知りたい!  親子のための、学ぶアプリ探検隊 いわさきちひろ 生誕一〇〇年 ~ちひろの目を通して考える「戦争」と「平和」

絵本とあそびが融合した「絵本を見るための遊具」(plaplx撮影:森本菜穂子)。
海辺を走る登場人物といっしょにわたしたちもあそぶことができる
今すぐ知りたい!  親子のための、学ぶアプリ探検隊 いわさきちひろ 生誕一〇〇年 ~ちひろの目を通して考える「戦争」と「平和」

「画机の上のあそび場」(plaplx)。机の上の画材は、ちひろさん愛用の品をかたどったもの。絵の具をさわると……、クレヨンをさわると……、ラジオをさわると……?指でそっとさわると、美しい音とともに、ちひろさんの絵の世界が広がる

引きも切らずに入ってくる老若男女のお客さんたちは、いわさきちひろの絵画を眺めながら絵の中に描かれた子どもと同じようなあどけない顔つきになり、plaplaxの作品の前では触ったり、のぼったり、ステップを踏んだりしながら「あそんで」います。

ほかの作家の手が加わることで、ちひろ作品の魅力がより輝いて見えながら、その輝かせ方に、コラボレートした作家の方々のゆるぎない個性が感じられるという、不思議な展覧会でした。日本が戦争へと突き進んでいくなかで娘時代を過ごし、命のはかなさ、平和な生活のもろさを心身に刻みつけた画家、いわさきちひろ。
「ちひろ美術館」で親子で作品を鑑賞しながら、戦争と平和について親子で考えるきっかけにしてはいかがでしょうか。


いわさきちひろ生誕一〇〇年サイト

施設情報

ちひろ美術館・東京
住所:東京都練馬区下石神井4-7-2
電話:03-3995-0612
入館料:大人800円高校生以下無料
開館時間:午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館)
冬期休館2/1~2/28、年末年始休業12/28~1/1
交通:西武新宿線上井草駅より徒歩7分

安曇野ちひろ美術館
住所:長野県安曇郡松川村西原3358-24
電話:0261-62-0772
入館料:大人800円高校生以下無料
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:第2・4水曜日(祝休日は開館、翌平日休館)

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