シリーズ 専門家にきく! スポーツ栄養アドバイザー石川三知さんに聞く チャレンジできる体のつくりかた第2回(全4回・レシピあり)
そうしたら朝ごはんの量を増やしてあげてください。
――成長期の子どもがすこやかに育つためには、保護者の目配りも大切だとわかりました。次は、子どもの環境別に必要な栄養について聞きます。
その前に……「最新版スポーツ選手のための食事400レシピ」より、小中学生におすすめのレシピを2つ教えてもらいました。
【石川さんおすすめ】運動会や体育祭、スポーツ大会に向けた体力づくりレシピ1種
オムレツトースト
撮影:武井メグミ
1人分398kcalたんぱく質23.1g調理時間10分
材料(1人分)
- ライ麦パン…6枚切り1枚
- 卵…1個
- ブロッコリー…小房2個
- バター…10g
- A[・ミ二トマト(11/4力ット)…2個・ツナ缶…40g・ミックスビーンズ…大さじ1・粉チーズ…大さじ1・塩、胡椒…各少々]
作り方
- パンは耳1cmを残して、内側を四角くくり抜く。
- ボウルに卵とゆでたブロッコリーとAを入れて混ぜる。フライパンにバターを溶かし、1の食パンの枠を置き、中に卵液を流し込む。くり抜いたパンの内側部分をのせて、卵が固まったらひっくり返す。パンがカリッとするまで焼く。
【石川さんおすすめ】消化にいい夜ご飯のレシピ1種
タンドリーチキン
撮影:武井メグミ
1人分328kcal調理時間10分
材料(1人分)
- 鶏もも肉…150g
- A[・プレーンヨーグルト…50g・にんにくのすりおろし、生姜のすりおろし、ガラムマサラ、パプリカパウダー…各小さじ1/4・ウスターソース、ケチャップ、カレー粉…各小さじ1/2]
- ミックスビーンズ…20g
- ほうれん草…適量
作り方
- 鶏肉の厚い部分は開いて、塩、胡椒(各適量・分量外)をすり込む。Aをビニール袋の中に入れ、鶏肉を漬け込む(30分~ひと晩)。
- フライパンを熱し、1、ミックスビーンズを入れて焼く。鶏肉を切って、ほうれん草を添えて盛りつける。
この本にたくさんのレシピが載っています。
『最新版スポーツ選手のための食事400レシピ』
石川三知著/学研プラス刊/1,814円
スポーツ選手が強い体をつくり試合に勝つための、食事の知識とレシピを紹介。400レシピという豊富さであきずに毎日使えます。小中学生のスポーツ選手にも対応。
またトレーニングやスケジュールに合わせたレシピが選べるつくり。食事の知識もしっかり掲載。
(企画・構成渡邉純子)
第1回スポーツ栄養学って、なに?
第2回成長期の体を支える、食の環境づくり
第3回わが子に合わせた栄養の摂りかた
第4回家庭でできる、+1のアイデア
川筋真貴(かわすじまき)