子育て情報『中学受験から中学生活まで 親子の“私立”体験記 第10回 「中学入試報告会」「合同説明会」に参加してみました』

2018年11月1日 10:00

中学受験から中学生活まで 親子の“私立”体験記 第10回 「中学入試報告会」「合同説明会」に参加してみました

ただ、サピックスは難関校に強い塾という特色があるので、難関校を目指すのなら「中学入試分析会」を押さえておくべきだと感じました。ハルカの場合はサピックスには行かなくてもよかったかも?とも思いましたが、塾の方針が垣間見られたのはよい経験でした。

キリスト教学校も視野に、学校選びをはじめる

「キリスト教学校合同フェア」は、合同学校説明会のなかでもキリスト教学校にしぼった説明会で、青山学院を会場に行なわれます。こちらは事前予約不要。当日は、学校のカフェテリアも利用できるということで、ハルカや近所の中学受験友だち母子もいっしょに、気楽に出かけました。

事前にイベントスケジュールを確認すると、キリスト教学校の多さにあらためて驚きます。首都圏には80校以上のプロテスタント・カトリックの学校があるそうです。キリスト教学校には女子校が多く、プロテスタントには青山学院附属校など共学がちらほらとありますが、カトリックは基本的に別学だということも、いっしょに行ったママ友から聞きました。


このころには、ハルカもセーラー服へのこだわりは少し薄れてきていて、親のわたしたちも共学にこだわらなくてもいいかもしれないと、思い始めていました。夫がカトリックの中高一貫校出身ということもあり、キリスト教学校も視野に学校選びをしていくのもいいかもしれないと、家族で話すようになっていたのです。

学校説明会の個人相談では、毎回同じ質問をするのがポイント

「キリスト教学校合同フェア」では、各校がその魅力を5分間でプレゼンする5分間スピーチリレー、個別相談ブース、合唱祭などがありました。まずは気になる学校を中心に5分間スピーチリレーを聞き、その後は各校の個別ブースを巡ることにしたのですが、人気校では、会場の入りも全く違うことに本当に驚きました。

特に個別ブースには、女子校ならフェリスや白百合、東洋英和、立教女学院、頌栄といった学校は長蛇の列で、とても話を聞くどころではありません。
わたしとハルカは、これといって個別に相談したい話もなかったので、学校案内をせっせと集めることにしたのですが、各ブースで、みなさんがとても熱心に相談していた姿が印象的でした。今振り返ると、「大学の指定校推薦の規定」や「いじめがあったときの対応」、「高校に進学しない、あるいはできない生徒の数」、「成績は発表されるのか、順位は発表されるのか」

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