子育て情報『すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どものころ、好きなことに夢中になったらこうなった。没頭して生きる大人たちの言葉』

2018年12月28日 12:00

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どものころ、好きなことに夢中になったらこうなった。没頭して生きる大人たちの言葉

なので、母はわたしが作るものに否定的なことは一度も言ったことがないし、手を貸そうとしてくれたこともありません。

「作品のよしあしは見る人によって違うのだから、あなたが好きなように作ればいいのよ」

というスタンスでした。もっともわたし自身も人に助けてもらわず、自分で考えて作りたいと思う子どもでしたけれど(笑)。

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「ふしぎ」をとことん調べた自由研究、発見と感動の種はいまでも無限にある――大西琢磨「しんかい6500」パイロット

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どものころ、好きなことに夢中になったらこうなった。没頭して生きる大人たちの言葉

「しんかい6500」チーフパイロット・大西琢磨さん

自由研究のために普段行けないようなところに連れて行ってもらえたり、普段は見られないような生き物の姿に出会えたりしたので、年に1度の大イベントとしてとても楽しみでもありました。学校ではみんなの自由研究が体育館に並べて展示されるのですが、苦労した分思い入れがあり、自分のものが一番よくできていると思えて、自信になりました。

当時は自分自身で自由研究を進めてやり遂げたと思っていましたが、今振り返ってみると家族をはじめ、親戚、調べ物のために訪ねた先の人など、いろいろな人が協力して見守ってくれていたことがわかります。母もそんなに昆虫が好きではなかったと思うのですが、いっしょに観察しながら自由にやらせてくれました。みんな、わたしが「自分でやった」と思えるような形で協力してくれていたのですね。そういう人とのつながりが自然にできるのも、自由研究の良さだと思います。

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2.平和を願う大人たちから、子どもたちへのメッセージ

子どもといっしょに考えたい-ノンフィクション作家・井上こみちが語る戦争と平和

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どものころ、好きなことに夢中になったらこうなった。没頭して生きる大人たちの言葉
ノンフィクション作家・井上こみちさん
人間の戦死も空襲での爆死も、これからの世界にあってはならないことです。弱い立場の人や動物の命が守られてこそ平和な世のなか。
声をあげられ弱い立場のものを守ることが平和につながるのだと思います。人と動物どちらの命も大切なのです。

犬や猫を奪われた人にとっても、殺さなければならなかった人にとっても、心の傷は今も消えてはいないのです。
動物にも命はひとつしかない。たったひとつの命を人間がむやみにうばってはいけないと、胸をはって子どもに言える大人でありたいものです。

わたしはこれからも平和の基本である、命あるものと強い絆で結ばれている人たちの話を書いていこうと思っています。

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