子育て情報『すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どものころ、好きなことに夢中になったらこうなった。没頭して生きる大人たちの言葉』

2018年12月28日 12:00

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どものころ、好きなことに夢中になったらこうなった。没頭して生きる大人たちの言葉

神様から授かったベクトルのようなものです。なるべく早いうちに自分でその方向に気づくか、あるいは親がその方向に自然に向かうよう導いてあげてほしいですね。

そのためには片っ端からいろんなものに出会って、おもしろいなと思ったらグワッと入っていくのがいいと思います。


→掲載ページを見る

とにかく「やってみる」ことが自分だけの「発見」につながる窪寺恒己さん(海洋生物学者)

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どものころ、好きなことに夢中になったらこうなった。没頭して生きる大人たちの言葉

海洋生物学者・窪寺恒己さんとダイオウイカ

今の世の中だと、研究することによって人の役に立つってことがないとならない風潮があるけれど、研究に実学を求めちゃいかんという人もいるんです。

宇宙なんかもそうですけど、重力波が観測されたからどうなの?それで宇宙の姿の見え方が違ってくるっていうけどそれがどうしたの?何か人間の役に立つの?われわれの生活に役立つの?って言われると、そりゃ絶対に役立つとは言えません。

ただ、それは人間の好奇心を満たすためのひとつの努力と言ってもいいと思うんです。その努力をやめちゃうと人間じゃなくなっちゃうんじゃないでしょうか。

(中略)

子どもが一見どうしようもないことに夢中になっていたりすると、親としてはそんなことやっても何の役にも立たないと言いたくなりますが、役に立つか立たないかはその人の人生の最後まで見ないとわかりゃしないんです。


→掲載ページを見る

「かわいそう」と大人の感情を押しつけず、子どもの好奇心を見守ってほしい今泉忠明さん(動物学者)

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どものころ、好きなことに夢中になったらこうなった。没頭して生きる大人たちの言葉

動物学者・今泉忠明さん

「価値感」を教えることは、子どもの教育にとってとても大事なことだとぼくは思っています。……「価値感」というと難しそうですが、要するに親が今までに学んできたことや、正しいと思っていることそのものです。各家庭にはそれぞれの考え方があって、昔で言う「家風」のようなものでしょうか。それを教えこめばいいんですよ。多少、世間とずれていたり、間違っていても大丈夫。人間がすごいのは、あとでちゃんと軌道修正できるところです。友だちとの交流や社会生活を通して変わることができますから、今は恐れずに、正しいと思っていることを教えてあげてください。親子で価値感を共有していると、安心して子どもを見ていられます。


→掲載ページを見る

好奇心や独創性を伸ばした子ども時代が、今の自分の大切なルーツ 篠原ともえさん

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どものころ、好きなことに夢中になったらこうなった。没頭して生きる大人たちの言葉

タレント・篠原ともえさん

子どもが興味を持ったことを見守りつつも、あまり何でも助けようとしたりせず、ほどよくサポートしてくれる両親だったので、今こういうオリジナルな自分になれているんだなって感謝しています。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.