子どもと安心してスマートフォンを利用できる新たなサービスをイオンモバイルが発表
編集部:学研キッズネット編集部
2020年2月6日、イオンモバイルは2020春新サービス発表会を開催。壇上のイオンリテール株式会社・イオンモバイル事業部事業部長井関定直氏が、この春からスタートする様々なサービスについて説明を行なった
スマーフォンの利用料金を抑えたいというユーザーから近年注目を集めているのが、MVNO(Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者)、いわゆる「格安スマホ」です。様々な事業社が独自のサービスを提供しているこの格安スマホの中にあって、全国に実店舗を持つことでシニア層やファミリー層を中心に人気を集めているのがイオンモバイル。この3月でサービスの提供開始から4周年を迎えるというイオンモバイルが、春からスタートする様々な記念キャンペーンや新サービスを2月6日発表しました。
子どもがスマートフォンを使う際に必須とされるフィルタリングサービスが、すでに好評を得ているというシニア向けサービスの新プランと同時に発表された
子どもをネット犯罪から守る、新たなフィルタリングサービスを提供開始
今回の発表の目玉とも言えるのが、ここ最近社会問題にもなっているSNSなどを介して子どもが犯罪に巻き込まれるリスクを軽減し、安心・安全にインターネットを利用できるようにするフィルタリングサービス「イオンモバイルセキュリティPlus」です。
「イオンモバイルセキュリティPlus」の概要。
イオンモバイルでは子ども向けの安心サービス「子どもパック」をすでに提供しているが、使い勝手を向上することで、中高生などSNSの利用率が高い年齢の子どものフィルタリングにも対応できるように
子どもがスマートフォンを使ってインターネットを利用する機会は、2014年から2017年の3年で約20%も増加している(内閣府「平成30年度青少年のインターネット利用環境実態調査調査結果」)といわれており、それにともなってSNS等を介して犯罪に巻き込まれる子どもの数も2018年には1,811人に及ぶなど、この10年で60%も増加しています(警察庁生活安全局「平成30年におけるSNS等に起因する被害児童の現状と対策について」)。
子どもがスマートフォンを利用することについての同社独自のアンケート。約80%もの保護者が不安に思い、フィルタリングの必要性を感じているという
こういった現状を受け、2018年2月には「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」