【学習塾81校へアンケート】7割以上の塾が新型コロナウイルスをきっかけにオンライン授業を導入!
編集部:学研キッズネット編集部
株式会社POPERが提供するスクール専用業務管理&コミュニケーションアプリ「Comiru(コミル)」は、Comiruを導入している全国の学習塾を対象に「新型コロナウイルスがもたらしている学習塾への影響」をテーマにアンケート調査を実施いたしました。
調査背景
新型コロナウイルス感染拡大により、2020年3月から多くの学習塾が休業など対応を強いられる事態に陥りました。また、緊急事態宣言で休業要請の対象に学習塾が含まれるなど、新型コロナウイルスによる影響は拡大する一方です。今回を期にオンライン授業を導入する塾が出てくるなど、学習塾は様々な対応に追われています。
本調査ではオンライン授業をはじめ、学習塾が現状況下でどのような対策を講じているのか「新型コロナウイルスがもたらしている学習塾への影響」をテーマに調査を実施いたしました。
【調査概要】
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:Comiruを導入している全国の学習塾
有効回答数:8(集団、個別、自立、いずれかの業態の学習塾を運営している企業)
調査実施日:2020年4月9日~14日(緊急事態宣言発出後)
調査主体:スクール専用業務管理&コミュニケーションアプリ「Comiru」
※出典「Comiru調べ」
アンケート結果
■休校を検討・実施する際、保護者から最も多かった問い合わせは模試や振替の日程確認
学習塾が新型コロナウイルスを原因に休校を検討・実施した際、保護者から多かった問い合わせは「模試や今後の授業日程の変更、振替の確認(42.0%)」「授業再開の日程確認(28.4%)」など日程に関する項目が多かった。
■7割以上の学習塾が、今回の新型コロナウイルスをきっかけにオンライン授業を導入/検討、中にはオンライン授業以外の対策を実施する塾も
今回の新型コロナウイルスによる影響を受け、オンライン授業への関心を聞いたところ「今回をきっかけに導入した(35.8%)」「今後の導入を検討中(39.5%)」と7割以上の塾がオンライン授業への前向きな姿勢を示した。新型コロナウイルスの拡大より前にオンライン授業を「もともと導入していた」のは12.3%にとどまっていたことがわかった。
■オンライン授業を実施して感じたのは「意外と簡単」「対面に近い」など利便性、一方保護者からは対面授業を求める声も
既にオンライン授業を実施した塾に感じたことを聞いたところ「敷居が高いと感じていたが意外と簡単に実施できた(30.8%)」