新小学1年生のママ・パパに聞いた!学校再開を前に緊急調査「ひとり歩きデビュー」に8割が不安
編集部:学研キッズネット編集部
MS&ADインシュアランス グループの三井ダイレクト損害保険株式会社は、おもに6月から学校が再開する小学1年生のママ・パパを対象に、交通安全意識の実態調査を行いました。
調査の背景
家族や園が送り迎えをすることが多い幼稚園、保育園までと異なり、子どもたち自身で歩いて登校するようになる小学生。今年の小学1年生は、この環境の変化を緊急事態宣言による外出自粛の中で4月を迎えており、「ひとり歩きデビュー」の準備ができていないお子様も多いのではないでしょうか?
今回、緊急事態宣言の解除後に学校が再開し、学校への登校がはじまるにあたり、1年生のママ・パパはどう考えているか調査することとなりました。
【調査対象】
5月14日以降も緊急事態宣言が継続した8都道府県在住の、小学1年生の子どもがいる30~49歳の男女
※エリア:北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、京都府、兵庫県
【結果のポイント】
・ママ・パパの8割が子どもの「ひとり歩き」を不安視
・登校デビューは約半数のママ・パパが「学校または途中まで付き添う」
・7割の家庭が交通安全マナーを自身で子どもに指導するなど意識の高さが判明
・ドライバーに期待することは、「余裕をもった運転」「スピードへの配慮」
■緊急事態宣言解除後のお子さまの交通事故について不安はありますか?
【小学生の交通事故の特徴(2014~2018年)】(警察庁調査)
・学年別にみると最も多いのは小学校1年生で、最も少ないのは小学校6年生
・小学校1年生の歩行中の死者・重傷者数は6年生の約3.6倍、死者に絞ると5.6倍
過年度(2014~2018年)の調査結果によると、月別では「4月~7月」が多く、最多は5月。今年度は緊急事態宣言解除後の増加が懸念されています。時間帯では、「午前7時台」「午後3時台~5時台」が多く、最多は午後4時台。下校や遊び(遊戯、訪問)のために外出した際に事故が多いことが分かります。最多は「下校中」という結果に。
月別の死者・重傷者数
時間帯別の死者・重傷者数
※資料:警察庁「歩行中児童の交通事故の特徴等について」より
調査結果一覧
集団登校ではない回答者のうち、約半数が学校または途中まで付き添うと回答しました。また、近所の友達や兄弟姉妹と一緒の場合を含めると、8割弱が同行する方法を検討しています。