子育て情報『何度言っても伝わらないのはなぜ?中学生の息子に理由を聞いたら…』

2016年9月7日 11:00

何度言っても伝わらないのはなぜ?中学生の息子に理由を聞いたら…

と聞くと、「言われたことを脳が考えようとしてるのに、それも待たずに次々と言うから、混乱しちゃうんだよ」と息子。

息子は注意をされる場面で、「ふてくされている」とか「返事がない」と思っていましたが、実は混乱しているだけだったんですね。妙に納得してしまいました。


息子にとって嫌な説教というのは、厳しさではなかった!

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021002955

説教の話で1人、思い出した先生がいます。

中学に入った息子が「すごく良い先生なんだよ」と教えてくれたのですが、その先生の評判を聞いて驚きました。学年で1番厳しい先生だったからです。

こんなに厳しい先生を気に入っているのはなぜだろう?不思議に思って聞いてみました。

「先生は厳しいよ、でも正論しか言わない。
どんなことを言われても納得してしまう。だから何を言われても大丈夫。僕がキライなのは、結論を出さずに話がどんどん変わっていく人。

最後まで一生懸命聞いても、最終的に何が言いたいのか分からない人の話は、説教じゃなくても、雑音にしか聞こえない。」

息子が苦手なのは怖い人ではなく、わかりにくい人だったんだ!目からウロコが落ちる思いでした。

「話しているうちに、あちこちと話題が変わったあげく、明確な結論が出ない」といった会話は、息子を最も混乱させるのだと、思っておいたほうが良さそうです。

息子が「お母さんの話も半分は雑音」と言った意味の謎が少し解け、気を付けるべきポイントも、把握できました。


「わかりやすいこと」が成長につながる

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017013692

この先生、実は音楽の先生です。この点も私にとっては意外でした。
小学校時代、音楽といえば息子が苦手な教科の1つでした。特に合唱は苦手で、毎回のように脱走!その様子から、この子は音楽に親しむことは無いだろうと思っていたのです。

しかし息子は、この先生が結成した合唱団に率先して入り、部活と掛け持ちしてまで、厳しい練習に参加しています。

先生からは音感の良さを評価され、見事パートリーダーを務めるまでになりました。小学校時代からは、とても考えられない変貌ぶりです。

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