2017年6月23日 20:00
強迫性障害 (強迫神経症) とは?症状・引き起こす要因・治療・相談先・周りの人の対処法まとめ
強迫性障害はうつ病や統合失調症の初期や脳炎、脳血管障害、てんかんなど、脳器質性疾患と似たような症状をもっています。医療機関では識別するため、血液・髄液(ずいえき)などの検査や頭部CT、MRIなどの画像検査をする場合があります。
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html
全国の精神保健福祉センター一覧|厚生労働省
他の強迫性障害の患者さんとの交流を通して、普段は話さないような悩みに共感し合ったり、治療法や症状への対処法に関する知識を共有を行うのもよいかもしれません。
強迫性障害に特化した自助グループやコミュニティがありますので、ご紹介します。
■OCDの会
強迫性障害で悩む患者と家族のサポートグループです。
http://ocd-net.jp/column/c_93.html
OCDの会
■OCDサポート 強迫症/強迫性障害の案内板
強迫性障害の症状をかかえる人や家族が、他の患者さんや家族と交流し、情報交換をしています。
http://kyou89.fc2web.com/k5_unei.htm
OCDサポート強迫症/強迫性障害の案内板
■強迫友の会OBRI(オブリ)
強迫性障害という個性を持った子どもたちと家族のための自助グループです。情報交換や啓発活動を行っています。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~obri/
強迫友の会OBRI(オブリ)
強迫性障害の治療方法
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10186003271
強迫性障害の治療法としては、薬物治療と認知行動療法の2つがあります。この2つを併用すると、より効果的であるとされています。強迫性障害は発症の仕方や症状が人によって異なります。本人の状態や併存する他の疾患を考慮に入れたうえで、治療方針を相談しましょう。
薬物療法とは投薬することにより治療する方法です。一般的には「SSRI」という脳内のセロトニンに効果のある薬が使われます。一定期間継続して服薬しすることで、強迫行為をしたくなる衝動が薄れ、気分に余裕が生まれるといった効果が期待できます。
強迫性障害では、薬のみの治療で症状をある程度改善できる人とそうではない人がいるようです。