子育て情報『3歳児健診とは?診査内容・事前検査のコツ・持ち物の工夫など、体験談といっしょにご紹介します!』

2016年9月17日 11:00

3歳児健診とは?診査内容・事前検査のコツ・持ち物の工夫など、体験談といっしょにご紹介します!

歯科では主に、歯の状態と、歯磨きの習慣について診ます。

歯の状態は、乳歯が上下各10本ずつの萌出が完了しているか、虫歯がないかを確認します。歯磨きの習慣については、本人による歯磨き、保護者による歯磨きの仕上げが行われているかを診ます。

身長、体重、頭囲を測定します。それをもとに、幼児の身長体重曲線を使い肥満度を確認します。3歳は、幼児体型から、細身体型へ変化する時期でもあります。医師によって診察が行われます。視覚異常はないか、胸の音に異常はないか、皮膚や性器の状態、脚がX脚O脚になっていなかを触診と目視で医師が診ます。
ここでは服やおむつを脱ぎます。受付の時点でおむつ一枚になってくださいと指示をだす自治体もあるので、冬場は寒さ対策をしておくことが大切です。

次のような指導がなされることが一般的です。

・栄養指導
・生活指導
・精神衛生
・事故防止
・予防接種
・疾病対策

3歳は、食生活、歯磨き習慣、睡眠時間、排泄の自立、遊び等、健康的な基礎習慣が確立されてくる時期です。 その中で、その子にとって必要なことには、親が子どもに必要な手助けを適切な形で行えているかです。友達遊びができるといった、子どもが家庭外へも関心が向けられ、今後も社会性が発達しているかについてもアドバイスがある場合があります。

結果とともに母子手帳を返却されます。結果を受けて、保護者が気になっていることを相談できます。
自治体によっては、相談を結果返却のときに行うことがあります。子どものことや、保護者自身のことなど、なんでも相談できます。

診査項目によっては、診査する側の目安として、異常なし、要観察、要紹介と判断が分かれています。
異常なし: 疾患の疑いがない
要観察: 診察や問診等で疾病の疑いがあり、保健機関で経過観察の必要があるもの。
要紹介: 診察や問診等で所見があり、医療機関等に紹介して診断や治療等を求める必要があるもの。

要観察の場合、観察期間、どんなことに注意してその期間を過ごすかについて、説明されます。要観察であっても、親子教室や、療育施設、臨床心理士の診察を紹介されることがあります。

要紹介となった場合は、子どもの必要に合わせて、適切に判断できる地域の医療機関や、臨床心理士を紹介してくださります。


これはあくまでも目安であり、子ども一人ひとりの状態や緊急性に合わせてその場の医師や保健師が判断することになります。

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