子育て情報『話を聞くのが苦手なADHD息子。想像のナナメ上をいく学習法に驚き!』

2016年11月22日 11:00

話を聞くのが苦手なADHD息子。想像のナナメ上をいく学習法に驚き!


字幕ってスゴい!息子は自分で理解しやすい方法を知っていたようです

話を聞くのが苦手なADHD息子。想像のナナメ上をいく学習法に驚き!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044025468

息子は耳から入ってくる言葉を理解するのは難しいですが、目から入ってくる文字を理解するのは得意なのです。それならば、英語で観るときに限らず常に字幕を出しておけば、息子は正確な情報を手にすることができます。

そうして、今まで何回も観た映画や録画していたテレビ番組を、字幕付きで見直す日々が続きました。すると…

「○○って言ってると思ってたけど、●●って言ってたんだ!」
「△△って、こんな字を書くんだね!知らなかった!」
「ああ、ここは悲しんでいたんだ。わかってなかったよ!」

そんな感想を言いながら、息子は今までぼんやりと入っていた情報を、きちんと頭の中で整理しているように見えました。

今では、全ての番組を字幕付きで表示しています。字幕を付けてから、テレビを見ている際の「今なんて言ったの?」「誰が喋ったの?」という息子の質問攻撃はぴたりと治まりました。


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中には字幕のつかない番組もありますが、子ども向けにはきちんとルビを打った字幕がついていることが多いです。

この機能は、ひらがな・カタカナがスムーズに読めるようになった、聞いて理解するのが苦手なお子さんには、とてもよいサポートアイテムになるのではないかと思います。

テレビのメーカーによって字幕の表示方法は異なると思いますが、チャレンジしてみたい方は、一度ご自宅のテレビのリモコンや取扱説明書を確認してみてくださいね。


字幕をつけてから言葉への興味がいっそう深まった

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字幕をつけるようになってからおよそ2週間。息子に少しずつ変化が表れました。今まであまりなかったことですが、言葉についての質問がどんどん増えてきたのです。


息子「ママ、『空想』ってどういう意味?」

私「どんな字を書くか知ってる?」

息子「うん、お空に想うって書いてあった。」

私「そう。こんな字だったよね!」と、実際に紙に字を書きながら説明します。

私「これはね、本当は起こっていないことを、頭の中の広い場所で考えることだよ。

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