2016年11月21日 11:00
学習障害の息子の読み書きを成長させたあるトレーニング、先生が語る読み書き支援のヒケツとは?
学校の授業についていけなかった長男。一体何に困っているのだろう…?
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現在小5の長男は、「読む」「書く」「計算する」などが特に苦手な、「学習障害」と診断されています。
6歳のときにADHDを疑われた経緯でWISKⅢなどの知能検査を受けましたが、そこでは「項目ごとの凸凹が激しい」という指摘を受けたものの、IQは平均以上と言われました。
なので「通常級で大丈夫でしょう」ということで、通常級に入学したのですが、本格的な学校の授業が始まると、
・音読がつっかえつっかえで、読み飛ばしがある
・ひらがな、カタカナ、漢字がなかなか覚えられない
・字を書くのにとても時間がかかり、マスをはみだしたり形を間違えていたりする…
などといった困りごとが徐々に現れ始めました。
読み書きは練習すればできると思っていた
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授業で失敗を繰り返しながらも、なんとか頑張ろうとするので、学校から帰ると疲れてぐったりすることが増え、そのうち「ぼくはダメだ、最低だ」とパニックのように大泣きする日々が続きました。
IQは問題ない。興味のあることなら1度見たり読んだりしただけで覚えてしまうほど記憶力の高い長男。
…なのに、どうして「読む」「書く」がこんなにできないんだろう?
私たち親は、長男が学習で困る理由がわかりませんでした。
できるようになるのに時間がかかるだけ?それなら少しずつでも練習させるしかないのだろうか?
そう思い、泣いて嫌がる長男に「量を減らしてもらってるんだから、がんばりなさい!練習しないとできるようにならないよ!」と、きつく叱りつけて勉強をやらせることもありました。
そして、先生からの突然の指摘。疑いもしなかった視力の問題に私は…
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そんなある日のことです。通級学級の先生にこう言われました。
「この子は、目の動きがよくないように見えます。本を読むときも目で文章を追えないので、読み飛ばしをしているように思います。