2016年12月6日 14:00
お喋りなアスペルガー娘がどうしても素直に言えない気持ち、それは…
娘はおしゃべりが大好き!どれだけ話しても話し足りないらしく…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161012812
娘は、言語能力が突出しているアスペルガーです。
言語IQは150を超えており、頭の中は常にフル回転状態なので、休む暇なくいつも話し続けています。良くも悪くも娘の大きな個性の1つとなっています。
朝起きた瞬間から夜眠るまで、ずっとしゃべり続けている娘は寝言でさえ、一言二言では足りず、延々と長いセリフを喋っては怒ったり笑ったりしています。それだけ喋ったところで、娘は「まだまだ話し足りない」のだそうです。
特に自分が興味を持っている分野については知識量も半端ないため、娘は話の途中で「あ~!もどかしい!私の頭の中を半分に割って覗いてくれたら早いんだけど!!」ということが度々あります。
初めの頃は娘の口から飛び出したすべての言葉に対応していましたが、絶え間なく続くお喋りに疲れ果て、最近では適当に流してみたり、「この作業が終わるまで話しかけないで」とお願いしてみたりしています。
1日中ペラペラおしゃべりする娘にも、言いにくい気持ちがあって…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038010892
1日中ぺらぺらと話し続けている娘ですが、なかなか口にできないことがあります。
それは「こうして欲しい」「あれが欲しい」という自分の気持ちです。
まだ学校に通っていた頃、こんなことがありました。
娘「ママ、見て。漢字ノート。」
私「どうしたの?」
娘「もう半分以上、書いてあるよ。」
私「本当だね。」
娘「…すごいでしょ?」
私「すごいね、がんばった証拠だね。」
娘「…」
(なるほど、次のノートを用意してほしいのか…)
私「言いたいことがあったらはっきり言わないと伝わらないよ?」
娘「うん…。」
私「して欲しいことがあるなら、ちゃんとお願いしてね。」
娘「うん…。」
私「欲しいものは欲しいと言わないと、手に入らないよ?」
娘「…もうすぐなくなりそうだから、新しいノート用意してくれる?」
私「はい、ちゃんと用意しておくから安心してね。」