子育て情報『子どもの就学先、悩んで当然!支援級と普通級の狭間でわかったこと』

2017年1月3日 13:00

子どもの就学先、悩んで当然!支援級と普通級の狭間でわかったこと


「支援級一択」だった息子の就学相談

子どもの就学先、悩んで当然!支援級と普通級の狭間でわかったことの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272004910

障害のある子どもを持つ親にとって、小学校への就学は1つの大きなターニングポイントではないでしょうか。
そして就学に向けての「就学相談」は、親にも子どもにも大きな存在感を持って就学前の1年間にのしかかってきます。

私は就学相談について、周りの先輩ママたちに「とにかく苦しむよ~」と脅されていました。
実際、就学相談の結果通達された答申と希望の進路とがかけ離れていたことに悩み、鬱を発症してしまったママ友もいます。

それほどに、保護者にとって「就学相談」は大きな負担となる場合もあるのです。
とはいえ、私は大して悩むことは無かろう、穏便に1年を過ごすことができるであろう、と気楽に考えていました。

なぜなら、我が家の最初の希望は周囲の見立て通り「支援級一択」だったからです。

しいて挙げれば、「支援級は学区の学校に設置されていないから家から遠くなるな~」くらいの悩み。

普通級に無理して入る必要もないし、まして「普通級を勝ち取る」ほどに、普通級への熱意もありませんでした。


そんな私の価値観を揺るがした、ある出会い

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そんな風にのんびりと構えていたある日、私に大きな影響を与える人物Aさんに出会うこととなりました。
Aさんは「障害児も普通級で」ということを長年訴えている方であり、共生社会について見識のある方でした。

このため、私が息子の就学先に支援級を選んだ理由をAさんには、「いや~、うちの子は支援級にしようと思ってるんですよね!なんかテキトーに過ごせそうだし、それが息子にも合っていそうなので!」と適当なコメントで返していました。

Aさんは私のコメントに対し、以下のように仰いました。

Aさん「でも、テキトーに過ごすということは、テキトーに流れに乗って普通級に行くことではないの?わざわざ遠くの学校に行くことはテキトー?支援級という選択は、普通級の子がやっていることを、できるかできないかに関わらず『その場で味わう』権利すら奪ってしまうのでは?
二次障害などはそれが『二次的なものである』なんて周囲が決めること。

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