2017年1月19日 12:28
ロールシャッハ・テストとは?目的と診断手順、受検方法は?結果の信頼性は?気になる疑問をまとめました
具体的には、精神科や心療内科を開設している病院、臨床心理士のいるカウンセリングルームなどです。候補の施設に、ロールシャッハ・テストの解釈に精通した医師、臨床心理士がいることを確認し、受検希望の旨を相談してみてください。ただし、多くの施設ではカウンセリングの過程でテストを実施するというケースが多いので、テストのみの受検は可能かどうかは確認が必要です。
日本では保険医療の診療報酬体系にロールシャッハ・テストが組み込まれていますが、テストだけを受けたい場合は保険は効かないことが多いです。費用は保険適用の場合と不適用の場合で異なり、施設ごとの金額設定にも数千円~数万円の幅があるので、こちらも事前の確認をおすすめします。
http://mitodonguri.com/index.php?%E5%90%84%E7%A8%AE%E5%BF%83%E7%90%86%E6%A4%9C%E6%9F%BB
参考:みとカウンセリングルームどんぐり
まとめ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044011320
ロールシャッハ・テストは90年以上の歴史を持つパーソナリティ検査の1つで、テスト実施時の反応や回答を統計データに照合して分析し、受検者のもつパーソナリティの傾向を調べるものです。気軽な心理テストとして多くの人に親しまれている面もありますが、正しい分析にはたくさんの知識と経験を必要とする検査なので、結果の信憑性についての議論が今も続いています。このような状況を踏まえて、ロールシャッハ・テストは心の病気や発達障害を確定する検査ではなく、人格の診断・査定・調査に必要な情報収集の一手段だということ、分析結果に囚われすぎず、「こんな性格の傾向がある」と受け止めるくらいが適切だということを覚えておいてください。
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