2017年1月31日 19:06
通信制高校とは?分類や他の進学先との違い、学費、入学方法などをご紹介します
ご家庭において、お子さん一人でレポートに取り組むことが難しい場合は、サポート校と組み合わせると良いでしょう。サポート校は、通信制高校におけるレポート提出や期末試験に合格するための指導をしてくれる学校であり、学習塾のようなところです。レポートや試験対策以外に、学校の楽しさを学べる、自分の興味に合った授業を受けられるという魅力もあります。
サポート校にも通うかは、お子さんの学習ペースや通学日数、学校が勉強のフォローをどのくらいしてくれるかなどによって決めましょう。
通信制高校と他の進学先との違いは?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10736004192
中学校卒業後の進学先は、通信制高校以外にもいくつかあります。この章では、通信制高校とその他の進学先のメリット・デメリット、さらに通信制高校と合わせて通える学校をご紹介します。
◇通信制高校
先ほどご説明したように、テレビやインターネットなどの通信手段を中心に使って教育を行う高校のことを言い、高校卒業資格を取得することができます。
<メリット>
・自宅で学習できる
・対人関係のトラブルが少ない
・卒業までの期限がないので、自分のペースで卒業できる
・入学しやすい
<デメリット>
・通学日数によっては、学校生活を通した交友関係ができにくい
・自宅学習が中心のため、自分で学習のペースを管理しないといけない
◇全日制高校
平日の昼間に授業を受ける高校のことを言い、高校卒業資格を取得することができます。
<メリット>
・普通高校、工業高校、商業高校、農業高校などがあり、選択の幅が広い
・進学、就職など卒業後の進路の幅が広い
・友人ができ交友関係が広がる
・部活動などを通して社会性が身につく
<デメリット>
・授業の進みが早い
・個別支援が受けにくい
・人間関係のトラブルが起きやすい
◇定時制高校
全日制とは開講している時間帯が違う高校であり、高校卒業資格を取得できます。夜間のみの定時制高校の他に、昼間定時制と呼ばれる全日制に準じたスタイルの学校も増えてきています。
<メリット>
・午前、午後、夜間など開講以外の時間が好きな時間に使える
・授業以外の時間を自由に使うことができる
・さまざまな年代の人と交流することができる
<デメリット>
・卒業まで4年かかる(3年で卒業の場合もある)