2017年1月18日 18:50
効果のある“おしゃれな”療育グッズが誰でも気軽に買える!tobiraco(トビラコ)って?
以前編集に携わった雑誌で発達障害に関する増刊号を出した時に、たいへん大きな反響があったんですね。ああいった情報を提供出来るように、そして誰でも自由にアクセス出来るように、トビラコの店舗はウェブショップにしました。
現在は商品開発と販売に注力していますが、落ち着いたら記事ももっと充実させていきたいと思っています。
また商品の紹介に関しても、情報を充実させるようにしています。原案の先生たちも道具を作るに至るいろんな思いがあったり、実際に子供が使う現場を見て言いたいことがあったりするんですね。つくった人の思いを伝えていきたいと思っています。
―では今後どういった情報発信をしていきたいとお考えですか。
お母さんたちのかゆいところに手が届くような、そんな情報発信をしていきたいですね。
不安を煽るのではなく、見通しが立ち安心出来るような情報を発信していきたいです。
専門家の先生がよくおっしゃるのは、「大変な時期はあるから悩めばいい、最終的にはなんとかなるから」ということなんですね。行政や先輩ママ、専門家の先生などのお話をもとに、具体的な情報を発信していくつもりです。
―トビラコというサービス名にはどういった意味が込められているのですか。
「扉を開ける子供」というイメージを込めています。音の響きがいいこともありますし、自分で扉を開けて新しい世界に行ける子になれるように、という願いを込めていますね。
―今後はどういった展開をしていく予定ですか。
商品に関しては、まだ点数が少ないので開発を進めていきたいです。
今年もいくつか新商品の発売を企画しています。そして、今後は商品販売だけでなく、読み物ページの充実や、少人数で集まってあたたかい気持ちになれるような、そんなイベントの開催もしていきたいですね。
またトビラコの活動だけでなく、書籍の編集・構成も行っています。1月18日発売の書籍『使ってみたら「できる」が増えた発達障害の子のためのすごい道具』では、筑波大学附属大塚特別支援学校の安部先生に本を書いて頂きました。
「できない」は道具を使うことで解決する、というコンセプトの元、支援グッズをカタログ形式で紹介しています。トビラコの商品や、またトビラコ以外の商品も多数掲載しています。
支援グッズに携わっていると、道具が役立ったことから逆に困り感の存在に気づかされることもあります。