子育て情報『ハイハイの時期はいつ?ハイハイしないで立つのは問題あり?ハイハイの練習方法や相談先を紹介します。』

ハイハイの時期はいつ?ハイハイしないで立つのは問題あり?ハイハイの練習方法や相談先を紹介します。

以下ではその影響を、運動面、機能面、精神面、生活面の4つに分けて解説します。

1.運動面
全身の筋肉を使った動きにより、手足の筋肉や体幹、握力などが鍛えられます。また、体の2ヶ所以上のパーツを連動して動かす「協応動作」の練習にもなり、一人歩きに移行した以後にもスムーズな動作を可能にするための運動神経が磨かれます。手足への刺激が多いほど、握力は鍛えられ、物をつまんだり、足のふんばりでバランスをとることが上達していきます。

2.機能面
ハイハイによる全身運動をくり返すことで、血流が増えて心肺機能が高まります。また、場所を移動することにより、嗅覚や聴覚、視覚などを司る脳への刺激量が増えます。それに伴い、多くの情報を処理することで脳が活発化します。自分の体重を支える体勢が骨や関節への負荷となり、骨格の発達を促します。


3.精神面
まず、自らの意思で移動できるということ自体が赤ちゃんの喜びになるといわれています。行きたいところに行くことで好奇心を満たしたり、愛着のあるオモチャやパパママに近づけるという満足感が持てることで、情緒が安定する時間が増えていきます。社会的な体験が増え、コミュニケーションの意欲や自我を育むきっかけにもなります。

4.生活面
お座り時期までの生活に比べ運動量も刺激量も増えるため、食欲や睡眠欲を感じることが多くなり、食事や睡眠の時間が規則的になっていきます。パパママにとっては生活サイクルを整えやすくなるため、外出がしやすくなり、家族以外の人との交流が増やせるきっかけになるかも知れません。

このように、赤ちゃんとってのハイハイは、大人にとっての運動や勉強のような、「しないよりはしたほうがいい」という位置づけになる動作です。パパママが赤ちゃんの成長段階に合わせて、適度に促してあげることを意識してみてはいかがでしょうか?

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参考書籍:榊原洋一、小西行郎、開一夫、小林美由紀/監修『赤ちゃんの「脳」がわかる育児BOOK』(成美堂出版,2009)

http://www.blog.crn.or.jp/
参考リンク:日本赤ちゃん学会ブログCRN

https://conobie.jp/article/4164
参考リンク:Conobie 「ハイハイをしてないと転ぶ子になる?」


ハイハイしない……。その理由と対処法は?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10179006901

1章で紹介したように、いわゆるハイハイは「腰すわり」

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