子育て情報『ICD-10、ICD-11とは?ICD(国際疾病分類)の概要、DSMとの違いなどについて解説します』

2018年6月19日 10:30

ICD-10、ICD-11とは?ICD(国際疾病分類)の概要、DSMとの違いなどについて解説します

つまりICD-10 Fは簡単な用語集(Short Glossary)だけでなく、「臨床記述と診断ガイドライン(CDDG、通称ブルーブック)」および「研究用診断基準(DCR-10、通称グリーンブック)」までも公表したのである。

中根允文・岡崎祐士・藤原妙子・中根秀之・針間博彦/訳『ICD-10精神および行動の障害DCR研究用診断基準新訂版』医学書院, 2008)p. 3より引用

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そのため、「F00-F99 精神および行動の障害」セクションには、引用中で挙げられた「用語集」や「ブルーブック」といった副読本の日本語訳が出版されています。また、日本の医師たちによって書かれたガイドブックも出版されています。

以下に貼る文献情報がこれらの書籍にあたります。いずれも平易な日本語で書かれており、ICD-10について学ぶには最適です。

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融道男・中根允文・小見山実・岡崎祐士・大久保善朗/監訳 『ICD-10精神および行動の障害:臨床記述と診断ガイドライン(新訂版)』(医学書院, 2005)

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中根允文・岡崎祐士・藤原妙子・中根秀之・針間博彦/訳『ICD-10精神および行動の障害DCR研究用診断基準新訂版』医学書院, 2008)

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中根允文・山内俊雄/監修、岡崎祐士/総編集、大久保喜朗・小島卓也・渡邉義文/編集『ICD-10精神科診断ガイドブック』(中山書店, 2013)

その他には、厚生労働省がICDに関するWebサイトのリストを作成しています。「ICDのABC」というパンフレットの19ページ以降に「ICD関連のHPアドレス」というWebサイトのリストがあります。ICDに関して調べたいことがある場合、このリストが便利です。


http://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/dl/icdabc_h27.pdf
厚生労働省大臣官房統計情報部『ICDのABC平成27年度版』


DSM(精神障害の診断と統計マニュアル)との違いって?

ICD-10、ICD-11とは?ICD(国際疾病分類)の概要、DSMとの違いなどについて解説しますの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10521001295

ICDの他にも、国際的に使用されている疾病分類があります。

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