2017年5月5日 11:00
24時間息子の相手をするのはムリ!追い詰められた私を救ったのは…
そして、「お母さん今なんて言った??」「なになに??教えて!?」「今の音なに!??」と何度も聞かれるのです。
次第に私は、ため息をつくことも独り言を言うこともできなくなり、息子が反応すると思うと何をするのもおっくうになってきてしまいました。
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さらに辛かったのはテレビです。息子は自分の気に入った番組を何度も何度も繰り返し見ます。新しい番組はなかなか見ることができません。全く同じセリフを一日中聞かされ続ける苦痛は、結構なものです。
さらに、息子は私が見たい番組を一緒に見ることができません。5分もすると我慢の限界がくるようで、「いつ終わる?」「あと何分で終わる?」「ねえねえまだ?」と繰り返すため、私は息子がいる空間では自分の観たい番組の視聴は我慢するようになりました。
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さらに輪をかけて辛かったのが息子の多弁。ADHDの子は、脳内がザワザワしていることが多いようで、ひたすらしゃべり続けたりします。たまに、聞いているうちに眠たくなってウトウトしてしまうこともあります。それでも息子は遠慮なしです。立て板に水のようにしゃべり続けます。次第に、息子が寝ているときでも、息子の声が耳元にこだまするようになってしまいました。
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そして遂に、私はストレスで夜眠れなくなりました。息子とたった一週間、長期休暇を過ごしただけで…。
「ダメもとでも、学童を申請してみれば良かった」「息子がいたら、仕事なんてまずできない」「夏休みになったら、これが6週間も続くんだ…どうしたらいいの…」
こうして考えをめぐらしている間にも、私の精神状態はどんどん悪化していくことになりました。
放課後等デイサービスという選択肢があることを知る!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038009482
やがてくる夏休みという長い長い休暇をどうするか、私は考え続けました。学童の申請は、既に終わってしまっていました。児童館で何時間か遊ばせておくという手段も考えましたが、試しに息子を児童館に連れていくと、すぐに上級生のいじめの標的になりました。児童館では学校のように先生の見守りがないため、人とのコミュニケーションがあまり得意ではない息子を何時間も置いておくことは、やはり心配でした。