2017年6月13日 16:00
怒りの中に隠された「第一感情」を探せ!母と娘の「本心」探し
としんみりしてみたり、娘なりにいろんなことを吸収してくれたようです。
以前から娘に伝えたかったこと。
・「怒り」というのは第二感情であり、その元になっているのは「不安・心配・寂しさなど」の第一感情である
・「怒り」を感じた時は、それを口にする前にまず第一感情を探り、心配なら心配していた気持ちを、不安なら不安な気持ちを、そのまま素直に相手に伝える
これらが、きちんとした形で綴られていて、娘にとっては大きな学びとなったはずです。
私自身も、とても勉強になる内容がたくさんあったので、手元に置いていつでも見られるようにしておくことにしました。
「第一感情は何だろう?」親子で探す日々
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017006995
この本を読んでから、娘が怒りを爆発させてしまった時は「第一感情はなんだろう?」と声をかけることで、怒りを一時停止させて自分の心を探る時間を作れるようになりました。
すると娘からは「ちょっとうらやましかったかも」「すごく心配しちゃったから」という回答が返ってきます。そこから「そういえば、第一感情を素直に伝えるといいって書いてあったね」と娘に促すことで、はにかみながら「私も一緒に遊んでほしい」「お姉ちゃん、君がケガをしたら心配だから手を繋いで歩いてね」などと言えるようになってきました。
今はまだ怒りを爆発させてしまった後で第一感情を探していますが、この手順が定着すれば、いずれ怒りの言葉を口にしてしまう前に自分の本当の気持ちを探る時間が取れるようになるのではないかと思います。
「伝授」するのではなく、対等に「学ぶ」
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=09521001799
娘はもうすぐ10歳。精神年齢が幼いとはいえ、少しずつ自立心が芽生えてきているため、今後は親の言うことを素直に聞き入れるのに抵抗を感じる瞬間も増えてくると思います。親がなにかを教えるという方法では、なかなかうまく行かないことも多くなるでしょう。
そこで、今回は私自身が娘に方法を伝授するのではなく、同じ本を読んで怒りについて学ぶという方法を取りました。
自分自身を直接知らない第三者の話というのは、意外と素直に入ってくるものです。