子育て情報『発達障害と思春期。学校の外に自分の“居場所”を見つけた娘。しかし…』

2017年7月19日 14:00

発達障害と思春期。学校の外に自分の“居場所”を見つけた娘。しかし…


ドクターストップで一時休学…放課後デイは、さあどうする?

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Upload By 荒木まち子

学校に行けなくなったことで、周囲の目が気になりだし、娘はすべてのことに疑心暗鬼になっていました。

そんな娘の様子を知った放課後デイの先生は、「好きな教科だけ勉強したらいい」、そして「学校が辛い時には学校を休んで放課後デイで過ごしたらいい」と提案してくれました。

それまでの“学校の授業についていくための学習指導”を“苦手な教科の学習ではなく、本人が学びたいと思う教科のみの指導”に変更し、かつ『居場所』としての放課後デイの利用をすすめて下さったのです。

当初は学校を休むことに不安が強かった娘ですが、学校の先生や主治医の協力もあり、娘は少しずつ『心や体を休める事の大切さ』を学んでいったのでした。


趣味に没頭することで落ち着きを取り戻し、高校生活がスタートして…

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精神的に落ち着くと、娘は自ら英検や漢検、パソコン検定などの資格取得のための学習を希望し始めました。これらの資格取得は娘の自信に、しっかり繋がったようです。

高校生になってから娘は放課後デイでピアノや英語、絵画や小説作成など趣味の活動を主に行っていました。

でも学年が上がるにつれ同世代のメンバーが徐々に減っていき

・同じ趣味を持つ友達がいないこと
・悩みを相談できる先輩がいなくなったこと
・少・中学生と一緒に活動すること

に娘は少しずつ違和感を覚え始めました。

そして趣味によって自己肯定感が増した反面、大人の言いなりになりたくない!と思うようになってきた娘は、徐々に荒れ始めました。

娘に次の波が押し寄せてきたのです。

<続く…>

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