2017年10月16日 14:00
【発達障害と思春期4】こども食堂で心がほかほかになった娘。荒れた態度も変わり始め、ついに。
もう少し考えてみたら?」
と言われ一度は引き下がった娘でしたが、3年生に進級してすぐに『自分の考えをまとめた表』を持って再び先生のもとを訪れました。
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これは言葉で自分の気持ちを伝えることが苦手な娘なりに考えた方法でした。顧問の先生も納得し、娘は美術部を退部したのでした。
娘が子ども食堂に行ってから変わったこと
今ものりは完璧に落ち着いているわけではありません。とても不安になったり、イライラを爆発させたり、攻撃の矛先を自分に向けたりとまだまだ不安定な部分もあります。
でも色々なことを自ら選択し、自分で新たな居場所を見つけたり、作ったりしたことで変化しているのは確かです。
娘曰く、「こども食堂に行って心が温められたことで“殻”がポロって取れて少し素直になれたような気がする」とのことでした。
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自分から殻を破ってゆく娘。母への優しいお誘いも…
こども食堂だけではなく、放課後デイサービス、地域活動ホームへの相談、レスパレイトとしてのショートステイ、移動支援サービスなど、様々な支援の利用の仕方を自分で決めるまで成長した娘。
「辛い思いをしないように」「失敗しないように」「将来困らないように」と親が手助けをする時期は終りを迎えつつあるのだと感じます。
先日娘が言いました。
「お母さん、こども食堂は親も一緒に行ってもいいんだよ」
あら、あなたの居場所に私を誘ってくれるの?お母さん嬉しいな。
「つらかっただろうな…」思い返せば無神経な言葉ばかりだった…不妊治療中の義姉を傷つけてしまった話