2018年3月29日 14:00
「今この場所が辛いとしても、それを全てと思わないで」異国の地で得た、日本とは180度違う評価
という意味があります。そうです。 「マシンガントーク」で「毒舌」で「言葉のナイフ」と言われて嫌われ続けた私は、「社交的な人の代表」とまで言われるまでになりました。
そして帰国までの1年間、私は素晴らしい仲間と先生たちに囲まれて留学生活をおくることができたのです。
世界は広い。
日本のあの大学の小さな仲間内の評価が全てではない。
日本に帰国する飛行機の中で、ただそんなことを考えていました。
そして、母になった今。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161015542
悩みで押しつぶされそうだった私にとって、あの1年間の留学生活はその後の人生の大きな支えとなりました。
周りのネガティブな評価にくじけそうになったときには、アメリカ人の友達が言ってくれた言葉を思い出し、ポジティブな言葉に置き換えてみました。20歳のときの経験が、その後の20年を支えてくれたのです。
そして先日、ある大学教授の発達障害に関する講演会に行ったときのことです。講演者の先生がこう言ったのです。
「相手が年長であろうと偉い人であろうと、ズバズバと思ったことを言ってしまうのがASDの方の特性なわけですが。この特性は、アメリカなどでは、割とウェルカムなんですよね。ですから、問題になりにくいし、ご本人もそれが原因で生きづらさを感じることはあまりない。
つまり、発達障害は実は社会との関連なんですよ。」
この講演を聞いたときに、私は自分を支え続けてくれた20年前のアメリカでの経験が蘇ります。
発達障害は社会との関連。まさにこの言葉を、私は20年前に体感していたのでした。だからこそ、今、発達障害児の息子を育てていても、私は全く悲観的になることはないのです。 それは、息子が心地よいと感じられる場所は、この世界には必ず存在していると信じているから。そして、私たちの周りも、今や教育環境も発達障害への理解も大きく変わりつつあるから。
今この場所が辛いとしても、それを全てだと思わないことの大切さを、私はあのとき学んだのです。
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