子育て情報『発達障害の息子を抱え、本を読み漁ったあの日――今、読み返して気づく、私の成長』

2018年8月19日 08:00

発達障害の息子を抱え、本を読み漁ったあの日――今、読み返して気づく、私の成長


発達障害の本を積み上げた、あのころ

息子が発達障害と分かってから、買い漁った”発達障害のある子の子育てハウツー本”。わが家には山のようにハウツー本が積み上げられており、書き込みや付箋でいっぱいです。

息子の特性に右往左往していた幼児期、ハウツー本には本当に救われました。解決法が見えない困ったことが起きても、本を読めば必ず解決法は見つかる!と気持ちを強く持つことができたからです。

そういえば、最近すっかり発達障害児関連の本を読まなくなったなあ…と思い、久しぶりに話題の本をいくつか読んでみることにしたのです。そこで手に取ったのが、『赤ちゃん~学童期 発達障害の子どもの心がわかる本』(主婦の友社)。

この本をパラパラと読み始めてすぐに、私は「そうだったそうだった」と息子が小さいころを懐かしく思い返しました。

言葉の遅れはないのに、会話は一方的。独特の大人びた口調で、まるでニュースのキャスターのような話し方をしていたり、出かければすれ違う人に「あの人太っているね!!」と指を差して大声で言ってしまい、殴られかけたり…。泥水に足が浸かっただけで、「足が気持ち悪い」とパニックになり、大泣きして止まらなかったことも。

「なんで?どうしてなの?君は何を考えているの?何が辛いの?」

パニックになって大泣きする息子の側で、ぐったりと膝を抱えていた私。息子の行動の一つひとつに、ちゃんと理由があったのだなあと、この本を読みながら改めて気づいたのです。本を読むと、自閉症スペクトラム障害の子どもの行動の意味を、子どもの側に立って理解できるようになります。そして、特性は「治す」ものではなく「寄り添う」ものだということを、教えてくれています。

実は、この本の感想をこうしてしたためるのに、大変な時間がかかってしまいました。書こうとしても書こうとしても書けないのです。すごい有用な情報が載っているなあ、そうそう、息子もこんなだったなあと思いましたが、やはり「感想」が書けないのです。

なぜだろう、と思いながら読み続けていて、ふと気づきました。

私はまるで、「物語」を読むような気持ちでこの本を読んでいたのです。


息子の成長を楽しむ

発達障害の息子を抱え、本を読み漁ったあの日――今、読み返して気づく、私の成長の画像

Upload By 林真紀

息子が発達障害だと診断を受けたのは3歳のころ。幼稚園に入園する直前でした。3歳とは思えないほど難しい言葉を使う子だったし、ニコニコと愛嬌があるタイプだったため、発達障害と言われても周囲は「??」

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