【障害年金申請への道vol.2】書類作成に着手!『病歴・就労状況等申立書』は20年間の娘の困りごとでどんどん埋まり...
手書きかPC作成か
申請書類作成は手書きでも大丈夫ですが、『病歴・就労状況等申立書』と『病歴・就労状況等申立書(続紙)』は日本年金機構のHPからダウンロードすることができるので、私はエクセルで作成をしました。
ここで注意しなければならないのは『病歴・就労状況等申立書』と『病歴・就労状況等申立書(続紙)』では裏面が違うということです。
Upload By 荒木まち子
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『病歴・就労状況等申立書』と『病歴・就労状況等申立書(続紙)』は、A3サイズで両面印刷をした後に、裏面の請求者署名欄に本人署名(または捺印)をする必要があります。(見本の赤丸で囲った部分)
「自発的」の意味合い
『病歴・就労状況等申立書』裏面には『日常生活状況』を4段階(※)の中から選ぶ項目があります。(見本の黄色枠で囲った部分)
※
「1」→自発的にできた
「2」→自発的にできたが援助が必要だった
「3」→自発的にできないが援助があればできた
「4」→できなかった
この“自発的”には“すべてを自分一人で”という意味合いがあるということを知り、
<着替え>の項目では
一人で着替えられたとしても“自分で季節にあった服を選ぶこと”ができていなければ「1」にはならない、
<食事>の項目でも
食卓に出されたものを自分で食べることはできても“一人で暮らした時に栄養のバランスを考えた食事を取ること”ができなければ「1」にはならないなどの点も気をつけなければならないと思いました。
なので本人が「自分でできている!」と思っていても、申立書の記入時には注意が必要です。
参考になった勉強会
学校での障害年金申請説明会から1年ほど経ったころ、娘が余暇支援やショートステイで利用している地域活動ホームで、保護者向けの勉強会がありました。
講師は「親なきあと」相談室を主宰する、行政書士、社会保険労務士、ご自身も障害児の親でもある渡部伸さんでした。
障害のある人の「親なきあと」についてのお話は、
・暮らし方やお金に関すること
・医療費、信託制度、成年後見人制度について
・相談先や実際の事例
など多岐にわたる内容でした。
なかでも障害年金についてのお話は、ちょうど『病歴・就労状況等申立書』を作成していた私にとって、とても参考になる内容でした。
http://www.oyanakiato.com/
親なきあと相談室|渡部行政書士事務所
親目線は一味違う!
日本年金機構(年金事務所)