2020年5月20日 11:00
書き方が違う!週1提出が限界!過去のことに興味なし!中学時代の「毎日ノート」宿題、ADHD息子にハードルが高すぎたワケ
とお願いしました。親の言うことよりも先生の言葉のほうが響くお年頃なので、ここはお任せすることにしました。
その後先生から書き方の指導を受けてなんとか書くことはできたものの、毎日提出することは難しく、週1回がやっとです。息子曰く、ノートにみんなのように上手くまとめることができないんだとのこと。
『ノートを自分でまとめる』ことがリュウ太には難しかった
Upload By かなしろにゃんこ。
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絵やデザインのことなら毎日スケッチブックにキレイにまとめているというのに、授業のことは全くできない子でした。まぁ週1回は提出できるようになったので、それでもいいか~と思うことにしました。
大人になってから息子に当時のことを聞いてみると、上手なノートの書き方(左ページに板書、右ページに気になったことや補足説明などを入れる方法)などを教えてもらっても、ピンとこなかったそうです。
カラーペンを使って大事な部分を強調したり、囲ったり、線を引いたりという上手な書き方が思いつかず、うまく書けないから自信がなくなり、「あまり人に見せたくない」という気持ちがはたらいてイヤだったと本人は言っていました。過去にはこだわらず今が大事なADHDにとって数時間前のできごとはどうでもよく、さらに書くのも苦手となると、頑張ってノートを出そうとは思えなかったのでしょう。
学習方法も人への伝え方も、得意不得意があるから
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息子「書くのは苦手だけど、口で伝えることは大好きなんだよなー(笑)」
文字に起こすことが得意な人、話して聞かせることが得意な人、人に伝えるのは苦手だけど記憶するのは得意な人...伝える方法や学習の方法は何通りもありますから、毎日ノートができないからといってダメなわけじゃないんだなと思うのでした。
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