子育て情報『市販のベビーフードで「楽してる」家族からの言葉が突き刺さり。偏食やこだわりに向き合い続けて』

2021年1月25日 08:00

市販のベビーフードで「楽してる」家族からの言葉が突き刺さり。偏食やこだわりに向き合い続けて


思えば息子の偏食は、母乳拒否から始まっていた?

市販のベビーフードで「楽してる」家族からの言葉が突き刺さり。偏食やこだわりに向き合い続けての画像

Upload By かさはらあやこ

現在、3歳7ヶ月の息子。2歳までは好き嫌いをすることなくなんでもよく食べていた(と思い込んでいました)。

いま振り返ってみると、産まれたときから偏食の片鱗を見せていました。

まず生後1日目から母乳を拒否。

抱かれることが嫌なのか、口に異物が入ってくる感覚が嫌なのか、味が嫌なのか…おっぱいを吸おうとせず、暴れ泣く。わが子を愛おしく感じられる時間であるはずの授乳は私にとってとても辛く憂鬱な時間で、生後3ヶ月時には完全ミルクでの育児となりました。

離乳食を始めたときも、口に食べ物が入ると吐き出し、顔を真っ赤にして泣きながら怒っている息子に、はじめての育児で何も分からない私は熱かったのか、冷たすぎたのか?柔らかすぎなのか、固すぎなのか?と振り回され、何をしても食べない苛立ちで叱ってしまうなど、食事の時間が本当に憂鬱でした。


唯一食べてくれたのは市販のベビーフード。

〝そんなものばかり与えて楽をして、つくりなさい!〟
実母にはそう言われました。

買い物をするにも、3食ベビーフードを与えていると思われる後ろめたさから(誰もそんなことは思わないのに)通販で購入したり、健診のときにも「ベビーフードを〝与えてしまっています〟」という言い方をして、自分を守っていました。


過保護・神経質・ラクしてる...家族からの言葉も突き刺さり

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上手く咀嚼ができないため、丸呑み状態の息子。消化不良で、嘔吐や下痢を繰り返しています。

みかんや葡萄は、飲み込もうとしたときに喉に引っ掛かり吐いてしまうので、2歳をすぎても薄皮を剥いて食べさせていましたし、トマトは湯むきを欠かしませんでした。

また、虫歯になるとじっとして治療を受けることが難しく、全身麻酔での治療になってしまう可能性があるため、甘いものは絶対に与えませんでした。


それを見た家族や親戚は神経質で過保護だと失笑し、そこに栄養があるんだから食べさせなさい、と言われたり、私の見ていないところで甘いものを与えたり。普段食べないものを〝たまたま食べた〟ときなども
「食べるじゃん!あんたのつくるものが不味くて食べないだけでしょう」と馬鹿にされました。

授乳をなぜ頑張れないのかと言われたり、ミルクやベビーフードで楽をしていると言われたり。

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