親元を離れてグループホームへ。喜びも苦労も分かち合いながら、自立して暮らせる今が幸せ――ウィリアムズ症候群・ADHD当事者の古澤瑛子さん【連載】すてきなミドルエイジを目指して
高見澤:あんたそんなこと言うようになったの、すごいね。はっはっは(笑)。
アコ:わたしも抱え込んでたときがあったんですよ(笑)!
高見澤:抱え込んでたって、毎日のようにわたしとワーワーワーワー言ってたじゃん(笑)。
アコ:だから!抱え込んじゃってたからそうやって先生に相談したんじゃないですか(笑)。
Upload By 鈴木悠平
先天性の遺伝子疾患を抱え、両親に心配されたり、学校でのいじめや不登校を経験しながらも、ずっと「自分が大好き」だと語り、周りとも明るく活発にかかわりながら生きているアコさん。インタビュアーの私も、アコさんのお話を聞いているだけで明るい気持ちにしてもらいました。
アコさん自身の明るい性格もさることながら、高見澤先生やグループホームの同居人をはじめ、日常を分かち合える大切な人たちの存在が、きっとものすごく大きなエネルギーになっているのだろうな、とも感じました。
実家暮らしでも一人暮らしでもない、「グループホーム」という選択肢も、ぜひ読者のみなさんに参考にしていただければ幸いです。
取材・文:鈴木悠平
編集:佐藤はるか
撮影:鈴木江実子
LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
https://h-navi.jp/column
【実録】全日制?通信制?自閉症娘の大学選び。イマドキ!?な学園祭と体験授業に参加してみて