2021年8月30日 06:15
場面緘黙の娘、年長で初の登園渋りと給食拒否。小学校でも「言えない」「残せない」悩みは続き…
私や先生から「少しでも食べて」と言われて、真面目にとても頑張っていたようです。
その上、自分から「いりません」とか「減らしてください」と言えなかったので、こんな結果になってしまいました…。
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給食が食べられない次女への先生の対応
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このあとも食べられない状態が続いたので、担任の先生とお話して「給食の前に先生が次女に個別に確認して食べられないものは減らすこと・無理をしないで残しても良いこと」にして、次女自身は就学に向けて「自分で食べられないものを聞かれたときにちゃんと言うこと」の練習を始めました。
結局、給食を食べる量は増えませんでしたが、自分で量を調節することは徐々にできるようになりました。
このとき、私自身もかなり心配して、先生にいろいろ相談していましたが、先生から「食べることは本来楽しいことのはずなので、食事の時間を楽しくできたらと思っています」という言葉をいただいて、とても気が楽になったことを覚えています。
その後、小学校に入学して、給食はどうしているか…?
そして、このときから、現在(小学4年生)まで、給食があまり食べられない状態はずっと続いています。
今までの小学校のクラスの給食の指導では、「全部食べなくてはいけない・残してはいけない」といった厳密なものはなく、「残すよりは先に減らす」という感じできています。
保育園のときに練習していたことに近いので、何とかやっていけるか?と思っていましたが…。
結局、2年生のころまでは、次女が自分で苦手なものを先に減らしたり、先生に言ったりすることはできず…さらに「残すことは悪いこと」という風に言われていたプレッシャーを過度に感じていて、頑張って無理に食べていたようです。でもやはり、どうしても食べられないものはあって、その結果、次女が考え出した方法は、「食べられない(飲み込めない)ものを口の中に入れたまま家まで持って帰ってくる」なのでした…。
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場面緘黙で学校で話せないので、誰にも分からなかったのでしょう…。
次女の話を聞くと、教室ではまず恥ずかしくて吐き出せないし、学校のトイレに行くのも怖いしで、結局口に入れたまま帰ることになっていたようです。
私からも、「こっそりティッシュに出せない?」とか「トイレにサッと行ったらどう?」