子育て情報『子どものSOS、気づいてますか?新学期に備えて読みたい子どもとの関わり方を考える本、食の多様性について学べる絵本、算数障害のある子への学習ドリルなど新刊4冊をご紹介!』

2021年8月29日 16:15

子どものSOS、気づいてますか?新学期に備えて読みたい子どもとの関わり方を考える本、食の多様性について学べる絵本、算数障害のある子への学習ドリルなど新刊4冊をご紹介!


不登校当事者と保護者のいろいろな経験の取材から得たノウハウがまとめられた一冊――『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき 親ができること』

もし子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、親はどうしたらいいのでしょうか。

現在中学生の25人に1人が不登校、小学生は5年間で不登校の児童の数が倍増しています。増加の背景には、昨年から続くコロナ禍の影響もあるのではないかと言われています。
また、昨年小中高生の自殺は過去最多を記録。特に夏休み明けの9月1日に子どもの自殺者が多くなるという分析もでています。

著者の石井志昂さんは、日本で唯一の不登校に関する新聞「不登校新聞」の編集長としてこのような実態や、不登校経験者を20年以上取材してきました。
過去取材してきた400人以上の不登校経験者は、家族構成も、本人の性格も、不登校になった理由もさまざま。しかし共通する「大切なこと」がありました。
自身も不登校経験者である著者の経験と、たくさんの不登校当事者と親への取材を通して導き出したことを一冊の本にまとめました。

この本では、親が気づきにくい子どもに見られる代表的な5つのSOS「体調不良」「食欲不振」「情緒不安」「宿題が手に着かない」「不眠」や、親が子どもとどう対話すればよいのか、不登校のきっかけとなる「いじめ」のこと、親の心構え、不登校の子どもたちの将来像など、不登校の経験者でもある著者自身や不登校当事者と親がいろいろな経験を通して獲得してきたノウハウが詰まっています。

9月1日、これ以上悲しむ親子が増えないようにという願いが込められた本。子育てをするすべての方、教育に関わる方におすすめの一冊です。


学校生活で困っている子どもの小さなSOSサインを見逃のがさないためにーー『マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち 2』

大ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』シリーズの著者によるシリーズ2作目、「マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち 2」。
タイトルにある「境界知能」とは実年齢の平均的な発達と比べて、7~8割の発達年齢であると言われています。そのような境界知能やグレーゾーンの子どもは、学習面や身体面、コミュニケーション面で問題が現れることがあります。
漢字が苦手、計算や数字が苦手など、学習の土台に弱さがある子ども、手先が不器用でハサミが使えない、力を加減することが苦手で乱暴だと思われてしまう子どもなど…。

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