子育て情報『小2発達障害むっくんの「聴覚過敏でぐったり」を防止せよ!音を減らすアイテムと環境づくり、わが家で実践している6つの工夫』

2022年2月18日 06:15

小2発達障害むっくんの「聴覚過敏でぐったり」を防止せよ!音を減らすアイテムと環境づくり、わが家で実践している6つの工夫

高額なため購入時に家電量販店の店員さんに相談しましたが、その方が聴覚過敏をご存じでその上で商品説明をしてくださって。それがとても嬉しかったことを覚えています。

小2発達障害むっくんの「聴覚過敏でぐったり」を防止せよ!音を減らすアイテムと環境づくり、わが家で実践している6つの工夫の画像

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音の少ない環境づくり

むっくんは長時間音に晒されると疲れるので、テレビを長時間つけないなど音の少ない暮らしを心がけています。小学生になり自室をつくったことで、家族の生活音に疲れたら自分から部屋へ行き静かに過ごす様子も見られるようになりました。また、音に晒される時間が2時間を超えてくると疲れて自制が難しくなる傾向があるので、外出や友達と遊ぶ時間などは2時間を目安にするなど疲れすぎないように計画的に過ごしています。


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むっくんは人が多いところ苦手なため一緒に出かけるときはできるだけ人の少ない場所や時間帯を狙い、買い物などは30分~1時間くらいで終える努力をしています。また、外出はできるだけ車を使います。というのも、車は静かな個室になるのでどこへ行ってもすぐに休むことができるからです。

集団生活はやはりつらいようで、周りがうるさくてやりたいことに集中できないと訴えていました。少しでも楽になるように集団生活の場にはイヤーマフや耳栓を持っていきました。また、むっくんは園時代に声の大きい友達を過度に怖がり他害に至ることもあったため、保育所等訪問支援をしていただいた専門家から「声の大きい子とは別のクラスにしたり席を離す」「教室が騒がしいときは別室で休める」などの配慮を行い安心できるようにしてあげてとのアドバイスを受けたこともあります。

小学校ではむっくんは特別支援学級を選択しましたが、これも音を意識した部分が大きいです。特別支援学級は通常学級よりも人数が少ないので音も少なくてすみますし、音に疲れたときに休むスペースが確保しやすいのです。
現在は不登校を選んでいますがそれでもときどき学校に行けるのは特別支援学級だからだと感じています。


音に敏感なことは強みにもなる

感覚過敏と聞くとデメリットが浮かびやすいかもしれませんが、一方でむっくんは耳からの情報だけで学ぶことが得意で聴覚情報を使った学習に強い人だなぁと感じています。英語の発音などの聞き取りも得意で、調子がいいときは複数の人の会話を同時に聞き取り理解できることもあるようです。こういった部分はむっくんの人生を豊かにする力を秘めているように感じています。

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