子育て情報『反抗期ど真ん中!親子ケンカ勃発で飛び出したADHD息子が門限を過ぎても帰らない!その結末とは』

2022年6月15日 14:15

反抗期ど真ん中!親子ケンカ勃発で飛び出したADHD息子が門限を過ぎても帰らない!その結末とは

と機嫌よく息子が帰ってきました。「こんな時間まで何してたのよー!」と怒ってやろうと思っていましたが、無事に帰ってきたことで怒るよりもホッとした私は「お風呂入ってご飯食べなさい」と言ってしまいました。

夜遅くまでどうしていたのか聞くと、「遠くに行きたくなって、自転車で走っていたら市外に入ってしまったから、そのまま行けるところまで行こうとして、自宅から22キロも離れた場所まで行ってしまった」と息子は答えました。

反抗期ど真ん中!親子ケンカ勃発で飛び出したADHD息子が門限を過ぎても帰らない!その結末とはの画像

Upload By かなしろにゃんこ。


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「夜でも店の看板が明るくて人もいっぱいいて楽しかった」と、キラキラした街に感動してウロウロ見て回っていたら帰りが遅くなっちゃったということでした。走っているうちにケンカのことは忘れて、自転車で走ることが楽しくなってしまったんだとか。

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息子に改めてこのときのことを聞いてみると「最初はムシャクシャして走るんだけど、そのうちに行きたい場所の目標ができて楽しくなってきたんだよね。オレ、時間とか距離の逆算ができないから、このまま行っちゃうと家に帰るまでにすごい疲れるのは想像できてなくってドンドン走っていっちゃった」と言っていました。ただ“放っておいてほしい”という思いもあったので、途中で(これは、帰るのが大変そうだ)と気づいても家に連絡して居場所を伝えたいという気持ちにはなれなかったと言うのです。

無事でよかったことと、特性でどうしようもない部分を攻めすぎたことで遠くまで自転車で走らせてしまったことを反省したのでした。
反抗期の子の接し方は難しいけれど、心配した出来事があって愛情を再確認するものだと知りました。

その後も何度か同じように息子は、親子ケンカの末に自転車で遠くまで行ってしまうことがありました。そういう日は、帰ってくると疲れ果てていて、とっても大人しくなります。たまっていたイライラが程よく抜けるのでしょうか。気性が荒い息子も穏やかになるのでした。今思うと好奇心のまま突っ走り知らない土地で刺激を得て心のパワーチャージをしていたのかもしれません。

ちなみに塾は、中3になると受験の意識が芽生えてきたのかあまりさぼらずに行けるようになったのでした。

執筆/かなしろにゃんこ。


(監修:井上先生より)
思春期になり、自分の価値観もはっきりしてくると主張も強くなり親の考えと対立することも多くなってくると思います。

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