子育て情報『「自分は嫌われてる」ASD息子の低空飛行の「自己肯定感」に変化が!?中2になった息子に理由を聞くと…』

2022年9月2日 06:15

「自分は嫌われてる」ASD息子の低空飛行の「自己肯定感」に変化が!?中2になった息子に理由を聞くと…

とニコニコ過ごしています。

「自分は嫌われてる」ASD息子の低空飛行の「自己肯定感」に変化が!?中2になった息子に理由を聞くと…の画像

Upload By 丸山さとこ

以前は「凄いな・いいな」と思う他人を見るたびに凹んだりやる気をなくしていたコウですが、今では以前のように落ち込むことがなくなり「刺激を受けた!」「あこがれるな~」「自分もそうなりたいよ」と言うようになってきました。

「部活の他校との合同練習で凄いプレーを見た。あこがれるよ!たくさん練習したら、僕も少し近づけるかな?」と、前向きに語り練習に打ち込む彼を見ると、その変化の大きさに驚かされます。

どうして自己肯定感が上がってきたんだと思う?と聞くと、「うーん。なんでだろう…?」とコウは首をかしげました。特別に大きな転機があったわけではないようです。

傍から見ていると小学4年生辺りから少しずつ自己肯定感が上がってきたような気がします。
そのことをコウに伝えると、「うーん。担任のK先生かなぁ」とコウ。小学4年生は、K先生のサポートのお陰で忘れ物が減り、職員室内でも「丸山(コウ)君しっかりしてきたね」と話題になった年でした。

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また、K先生はコウの話をよく聞いてくれる先生でもありました。それまではクラスメイトとトラブルが起きたときには「コウ君もはっきり嫌だと伝えないと」と注意を促されることも多く、コウは「結局自分が悪いってことになる」と思うこともあったようです。

K先生は「こんなことされたら嫌だよな、悲しいよな」と、まずコウの気持ちを受け止めた上で解決策を考えてくれることが多く、学校から帰ってきたコウが「先生は僕の気持ちを分かってくれる」とホッとした表情で話してくれたこともありました。


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当時のコウは、自分なりの事情や動機を伝えようとしては「言い訳するな!」とさらに責められることも多かったため、自分の言動をたしなめる前にまず一旦耳を傾けてもらえることは、かなりうれしいことだったようです。それらのことを振り返ったコウは「人から肯定されるのが大きいんじゃない?」と言いました。私はそれを聞いて「なるほど、確かにそうかも」と納得しました。

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人から否定され続けたことで下がったらしいコウの自己肯定感。それが人から肯定されたことで再び上がってきたのだろうと考えると、シンプルで理にかなった流れだなと感じました。


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