子育て情報『障害児の保活問題。加配枠は満員!?「まずは入れないと思って」にショック!働く母、仕事復帰はできる…?』

2022年9月15日 06:15

障害児の保活問題。加配枠は満員!?「まずは入れないと思って」にショック!働く母、仕事復帰はできる…?


ダウン症を受け止めきれないまま、保育園の申し込み締め切りは迫り…!

告知を受けたときはショックを受けましたが、現実面でもとても大変でした。

きいちゃんが生まれたのが10月前半だったのですが、公立の認可保育園の申し込み締め切りが10月末だったからです。わが子に障害があるということを受け止めきれないまま、否応なくわが子の進路を決めなければいけない期日が迫っていました。

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Upload By 星きのこ

ちなみに、私は妊娠したときから、子どもは保育園に通わせて、自分は早く仕事復帰したいと望んでいました。ですので、妊娠中も積極的にいろいろな保育園に見学に行っていました。いわゆる「保活」です。

園庭が広い保育園、体育や英語に力を入れている保育園、ポーテージなどを取り入れている保育園などさまざまな保育園がありました。
私は保育園を見学するたびに、ここに子どもを通わせたら…と夢を膨らまし、どう育ってほしいかを考え、きいちゃんが生まれる前からパパとあそこの保育園がいい、いや、あそこのほうが家から近いし…などと話していました。

ところが、生まれたわが子には障害が。

私が思い描いていた夢がガラガラと崩れてしまったのです。そして、あんなに頑張っていた保活も、ほとんど意味のないものになってしまいました。なぜなら、ダウン症など障害がある子どもの受け入れについては、受け入れ人数に制限があったり、加配枠がある保育園でのみ受け入れるなど、定型発達の子どもにくらべると選択肢が少なくなるからです。

ここで、ダウン症という障害がある幼児期の子どもが、大体どのような進路をたどるか書いておくと、
①保育園に行く
②幼稚園に行く
③療育園(障害がある子どもに特化した園)に行く
という、大体3パターンに分かれます。
中には保育園に通園しながらPTやOTのセラピーを受けるために療育園を利用するとか、幼稚園と療育園を併用している、という親子さんもいらっしゃるみたいです。

障害には知的や身体的な障害などさまざまありますが、やはり定型発達の子どもよりもどうしても手がかかってしまうので、その園に受け入れてもらえる体制(先生の数や園の大きさなど物理的な余裕)がないと通えないという実情があります。
さて、私自身のことに話を戻すと、私の住んでいる自治体だと希望していた保育園どころか、障害があるというだけで、保育園に入るのが難しいかもしれない…!!とちょっとしたパニックになりました。

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