子育て情報『シャフリングベビーとは?ハイハイしなくても大丈夫?原因や疾患、自閉症など発達障害との関係についても解説【小児科医監修】』

2022年8月31日 16:15

シャフリングベビーとは?ハイハイしなくても大丈夫?原因や疾患、自閉症など発達障害との関係についても解説【小児科医監修】


シャフリングベビーとは?

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シャフリングベビーとは、四つ這いのハイハイの代わりにお座りの姿勢で移動をする赤ちゃんのことです。シャフリングベビーの語源は「足を引きずって歩く」という意味の英語“shuffle”に由来しています。

座ったままの姿勢で移動するというこのユニークな動きは、「いざりばい*注」「尻ばい」と呼ばれることもあります。シャフリングをする赤ちゃんを「シャッフラー」と呼ぶこともあります。赤ちゃんは生後半年~10ヶ月ごろまでにずりばい、腰すわり、四つ這い、高這いの順で移動手段を獲得するのが一般的ですが、シャフリングベビーはオーソドックスなハイハイをせず、お座り姿勢での移動を経てつかまり立ち、一人歩きへと進むことが多いです。

シャフリングベビーは医学的には一般的ではないが珍しくはなく、個性的ではあるが異常ではない、と考えられています。

*「いざる」は現在では差別用語とされていますが、乳幼児の動作を表す言葉として慣習的に使われてきた背景を説明するため、本記事内では部分的に使用しました。


シャフリングベビーの特徴は?

シャフリングベビーには座った姿勢で移動をしたがる以外にも、以下のような特徴があるそうです。


1. 首すわりから腰すわりまでの神経発達は定型的
2. 寝返りを始める時期が遅い、もしくは寝返りをしない
3. うつぶせの姿勢を嫌う
4. 足を床につけるのを嫌がる(足の裏を触られるのを嫌がる)
5. 脇を支えて持ちあげても脚は伸ばさず、お座り姿勢のまま
6. 一般的なハイハイはしない
シャフリングは腰がすわってからつたい歩きを習得するまでの期間に発生します。シャフリングをしている期間は1~5ヶ月強と赤ちゃんごとに幅があり、短期間のシャフリングのあとハイハイに移行する赤ちゃんと、数ヶ月間のシャフリング後につかまり立ち、つたい歩きに移行する赤ちゃんがいるそうです。

https://doi.org/10.11251/ojjscn1969.18.484
参考:1歳6カ月児健診におけるshuffling babyの疫学的調査(P41より)

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