子育て情報『発語ゼロ、身辺自立も課題な息子の就園先問題。幼稚園、保育園、公立と私立…園によって必要な発達のハードルも違うようで!?』

2022年10月28日 06:15

発語ゼロ、身辺自立も課題な息子の就園先問題。幼稚園、保育園、公立と私立…園によって必要な発達のハードルも違うようで!?

保育園には「認可保育園」と「認可外保育園」、「認証保育園」などがありますが、認可保育園の場合、入園させたいと思っても、直接園に申し込むことはしません。役所の保育課を通して申し込みます(※2)。入園できるかどうかも、園の裁量ではなく、保育を必要とする理由を数値化した点数で、役所に判断されます。つまり、どんなに入園させたい保育園があって、園側の受け入れ態勢も整っていたとしても、必ずその園に入れるとは限らないのです。保育園に入園するためには保護者側に、就労や病気、妊娠出産、親族の介護、就学など、何らかの保育を必要とする理由がなくてはなりません。でも、もし働きたいという気持ちがあるのなら、「求職中」という理由も期間限定で使えますし、検討してみてもいいのではないかと思います。

実は、息子も短期間ですが、保育園に通っていました。一概には言えませんが、その時の感触として、保育園は幼稚園に比べて、子どもに求める発達のハードルが低いことが多いように感じました。
保育園も、園によってさまざまだとは思います。ただ、息子が通った保育園は、息子の発達の状況を聞いても特に難色を示さず、受け入れてくれました。保育園では息子に加配の先生はつきませんでしたが、ちょうどいくつかの事情が重なり、手厚い配慮のもと、安心して過ごすことができました。

1つは、できたばかりの新しい保育園だったので、園児が少なく、子どもの人数に対する先生の割合が多かったことです。
だいたいいつも1人の先生が、息子の側についてくれていました。もう1つは、息子が1学年下のクラスの子どもたちと一緒に保育を受けていたことです。 息子の発達の遅れは大きかったですが、この2つの配慮を受けられたことにより、楽しく園生活を送ることができました。

息子の周りの障害がある子どもたちも、幼稚園ではなく保育園に行くことが多かったです。
子どもの発達とは別の面で難しい部分はありますが、保育園という選択肢を考えてみるのもいいかもしれません。※2窓口の名称は自治体によって異なります


どんな環境がいいかは子どもによって、家庭環境によってさまざま、園側とよく話し合ってベストな選択を

ここまで、私の経験や、幼稚園、保育園探しの中で得た知識をもとにお伝えしてきましたが、幼稚園、保育園事情は地域差が非常に大きいです。違う地域に行けば事情がガラリと変わることもありますし、家庭の事情によっても合う合わないはあります。

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