2022年12月16日 06:15
特別支援学校一択のはずが…母、選択を間違った!?締切直前で進路変更した理由
わが子は特別支援学校がいいと思っていたけれど…
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もともときいちゃんは、ダウン症のある子どもの中でも発達が早いほうではなく、就学相談でも「特別支援学校が望ましい」という判定をいただいていました。
私は特に○○学校に行かせたい!!という強いこだわりがあったわけではなく、どちらかと言えば私も就学相談の判定の結果と同じ特別支援学校に就学させられればと思っていたので、就学相談もスムーズに進んでいきました。
なぜなら、そのころのきいちゃんは、定型発達の子どもたちと発達の差が出てきていて、保育園で孤立しがちになっていたからです。
そのため、私は「同じくらいの発達レベルの子と一緒に過ごすことができれば、きいちゃんにもお友達ができて、楽しく学校に行けるようになるのではないか?となると、特別支援学校への就学が一番適しているのではないか?」と考えていたのです。
ただ、今思い返してみるとなのですが、特別支援学級に通うという現在の結論に至るまでの布石はありました。
それはきいちゃんがまだ保育園の年中さんだったころ、特別支援学校の見学に行ったときのことです。特別支援学校の先生に「子どもをできればここに通わせたいです」と話したところ、先生からは意外なお返事が返ってきました。
「でもね、お母さん。
子どもの1年ってすごく変わるんですよ。特に年長さんの1年ってすごく伸びるんです。だから今、決めつけないほうがいいですよ。お子さんの成長をこれからも見てあげてください。そしてお決めになったらいいですよ。」
ということでした。
でもそのときの私は、「いやいや、ないない(笑)。きいちゃんがそんな急に伸びるわけもないし、私の希望だって変わらない。きいちゃんは特別支援学校!!」と思っていました。
それが1年後、本当に希望を変えることになるなんてーー……。
今振り返ってもその予言めいた(?)特別支援学校の先生の発言にさすが先生…しゅごい…と驚きを通り越して怖ささえ感じます(笑)。
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年長の1年で急成長!喜んだのもつかの間、母は気がついた…
その先生がおっしゃった通り、年長さんになったきいちゃんの発達の伸びは目覚ましいものでした。
おしゃべりはもちろん、親の私がビックリするくらい、できることがものすごく増えました。あんなに苦手だったトイレも成功することが増えました。