子育て情報『乳幼児健診(0歳児健診)とは?検査でチェックするポイントや持ち物、病気や障害、発達の遅れを指摘されたときの対応も解説【小児科医監修】』

2022年12月30日 14:15

乳幼児健診(0歳児健診)とは?検査でチェックするポイントや持ち物、病気や障害、発達の遅れを指摘されたときの対応も解説【小児科医監修】

子どもに虫歯が多い場合などネグレクトを疑われる場合があります。

上あごよりも下あごが出ている反対咬合の場合は、口腔外科へ相談をするといいでしょう。アイスの棒のようなもの(木の舌圧子)を噛ませて調整することもあります(使用の前に口腔外科や歯医者などで正しい使い方を教わりましょう)。逆に1歳を過ぎてもおしゃぶりをしすぎると、下あごよりも上あごが出すぎて出っ歯になる傾向があるので要注意です。

保護者が子育てに困難を感じるようなら、いつでもいいので早めに保健師さんへ相談してみましょう。


乳幼児健診の持ち物、時間などは?

当日慌てないように事前に持ち物や時間を確認しておきましょう。母子手帳の健診ページは、必ず左側のチェック項目の当てはまるところに〇を記入しましょう。「子育てに困難を感じますか?」の問いで、「はい」「どちらともいえない」に〇をつけても、健診の際には「様子を見ましょう」で終わってしまうことも多いので、困難のある場合には早めの医療機関の受診をおすすめします。


乳幼児健診の持ち物は
健康保険証
乳児医療証
母子手帳
乳児健康診査受診票
などです。
その他、いつものお出かけと同様におむつ、タオル、お着替えなどを持っていくとよいでしょう。

乳幼児健診の時間は自治体によって違います。時間が選べるようなら、赤ちゃんが疲れておらず、また機嫌が良く、昼寝の時間を避けた午前中がおすすめです。


乳幼児健診で発達の遅れなどを指摘されたときは?

健診で何らかの問題を指摘された場合は、「様子を見る」だけではなく、下記の対応を進めましょう。可能ならできる限り、早めに小児科の神経専門外来などを受診して、医師の診察を受けることも重要です。

1.助言・事後指導
2.センターによる継続支援
地区担当保健師による個別支援、フォローアップ教室による集団支援、個別発達相談、親子心理相談など
3.関係機関との連携による継続支援
地域の子育てグループ、保育園・幼稚園、医療機関、療育相談センター、児童相談所など


発達のために家庭でできること

赤ちゃんは数ヶ月の差で、体格や能力などに大きな違いが出てくるものです。そのため、成長に合わせた離乳食や接し方、遊びなどを選んであげることが大切です。
月齢ごとに保護者の方に取り組んでほしいことをご紹介します。


3、4ヶ月ごろに家庭で取り組んでほしいこと

離乳食の知識や準備をしましょう。

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